こんにちは。
世界と渡り合える英語発信力を身につける英語学習コーチの栗宇美帆です。
前回はThank youでも丁寧になる
表現方法をお伝えしました。
前回の記事はこちら
さて、英語というのは
繰り返し同じ表現を使うのを
嫌う言語だってご存じでしたか?
代名詞を使う頻度を見ても
日本語なら繰り返し名前で言いそうなところも
heやshe、it、theyで言い換えます。
彼がね、彼女がね、彼らがね、
って日常会話であんまり使わないですよね。
(恋人をさすカレシ、カノジョは別です)
なので同じものをさしている表現も
なるべく繰り返さずに言おうとします。
たとえば著名な作家について述べる場合
最初はフルネームを出します。
Ysunari Kawabata, the author of Yukiguni
(雪国の作者、川端康成)
その次はたとえば
the Novel Prize winner (ノーベル賞受賞者)
と言ってみたり
the well-known writer (著名な作家)や
one of the greatest writer in Japanese history
(日本史上、最も偉大な作家の一人)
なんて言い換えたり。
英語はこうした文化ですので
お礼の気持ちを表す文書を書くときも
thank you一辺倒では
単調で少し幼稚に見えてしまいます。
なので、文章でお礼を述べるときは
感謝する
という意味の表現を複数使うのが
特にビジネスレターや
目上の人へのお礼状では
必要になってきます。
長くなったので
具体的な「感謝する」の表現は
次の回で紹介しますね。
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