英文Writingは、しつこいぐらいでちょうどいい

書いたり話したりした英語が
なぜか伝わらない

文法、合ってるはずだし
単語も間違ってない。
でも相手が理解してないっぽい。

こういうときは
話を展開していく道筋での
ステップが足りてないかもしれません。

プログラムを組んだことのある方は
分かるかもしれません。

プログラムのコードを書いて
ソフトが動くようにするには
行程を逐一表現する必要があります。

例えばABCの三つの角をもつ直角三角形の経路で
アバターが動くソフトを作りたいとします。
Bの角が直角です。

AからCへ直角に移動する
という指令だけでは
アバターはBを通ってくれるかわかりません。

Aを出発してBに向かって直進する。
Bで直角に曲がる。
Cに向かって真っ直ぐすすむ。

こんな風にいちいち書かないと
直進しないかもしれない
Bを経由しないかもしれない
と望む結果が得られません。

英語にはこれに
似たところがあります。

段階を踏んだ情報がないと
道が急に目の前で
消えてしまった感じになるのです。

一方、日本語は
細かいところは聞く側が
行間を読んで補いないます。

主語すらないのですから
いかに言語として
相手に渡している情報が
英語と比べて少ないか、わかります。

ちょっとうるさい、しつこいぐらいに
きっちり説明する。
日本語で考えて英語で話す書く人は
そのぐらいでちょうどよいのかなと感じます。

英語を書いたり話したりする時は
受けとる側が聞いているだけで
絵が浮かんで道をたどれるように
文章を構築する必要があるからです。

日本語では、「友達と展覧会にいった」
で済む文章も
I went to an exhibition with my friend. 
だけだと、聞いている側は中途半端な感覚になります。

せめて何の展覧会なのか、
どこでやっているのか
といった情報が欲しいです。

またmy friendだと
my motherと同じで
その人しか友達いないの?
という感覚になります。

なので、一緒にいった友達が一人なら
one of my friends
といちいち言います。
 

 
こうした感覚は多読と
アウトプットを添削してもらったり
話がすむと思ったら
やたら質問される経験を経て
身についていきます。

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栗宇 美帆

脳を変える運動の効能

CNBCの記事です。

神経科学者によると、脳が変わる4つの効果が運動にあるそうです。

1.不安感が減る

2.集中力があがる

3.新しい脳細胞の成長がすすむ

4.脳の老化と神経変性の病気を予防する

1.と2.はなんとなく誰でも見たり聞いたり実感したりしてそうですが、3と4は注目ですね。

どのぐらい運動すればこの効果が得られるのかというと
最低で、1週間に30分の運動を3~4回だそうです。

最初は数分から、それを毎週10分ずつ増やしていきましょう、ということです。
さらに、掃除などの家事や階段の上り下りも計算に入れてOk!

ちなみに、私のレッスンでは、リスニングや発音練習、暗記などを、身体を動かしながらすることをお勧めしています。

バランスボールに乗りながら、歩きながら、掃除しながら、身体を揺らしながらなどなど、身体を動かすとパフォーマンスがぐんと上がるのは事実です。

 
元記事はこちら

英語のリスニング勉強法【3か月で英語が聞こえる!】(5)英語は裏ビートを攻略せよ!

日本人が英語の音を早いと感じて聞き落してしまう原因に、子音をいちいち発音してしまう癖がある、ということを書きました。

子音はそもそも音じゃなくて口の形!!!

これは私のレッスンでは鉄則です。生徒さんたちには耳タコ、口が酸っぱくなるほど言い続けています。

今日はそこにもう一つ、加えたい。

まだあるん?と思った方、ごめんなさい。

でもね、一部の人には朗報です。洋楽好きな人、演奏する人、喜んで!

では発表。


英語は裏ビートを習得せよ!!!

ビート?裏?ってなった方のためにちょっと説明しますね。音楽やダンスする人にはおなじみの言葉ですが、そうじゃない方はピンとこないですよね。

西洋音楽にはリズムとビートがあります。
リズムというのは、同じ一定の長さの時間(一小節)に決まった数の拍子が周期的に刻まれパターンのことです。

4拍子のリズムなら1234と四つの拍子が123412341234とずっと続いていきます。

ビートというのは、リズムを構成する1234の各拍のことです。

例を挙げるとチューリップの歌。あれは4拍子のリズムで、「さ・い・た・あ」と4つの同じ長さのビートで1小節ができています。

裏のビートというのは、各ビートの間です。文字であらわすなら1 a 2 a 3 a 4 aのaの部分。

ドラムだと「ズン・ズン・ズン・・・」というメインのリズムの間に「ズン(チャ)ズン(チャ)ズン(チャ)・・・」とチャが入りますよね。このチャが裏です。

チューリップで裏に(ぁ)入れるとこうなります。
さ(ぁ)い(ぁ)た(ぁ)あ(ぁ) 
1小節の時間の長さは変わらないので、裏ビートを取ると忙しくなりますね。

英語はこの裏にも音が割り当てられるのです。

実際、英単語の裏ビートの例を挙げますね。

今日のレッスンで生徒さんにスティーブ・ジョブスのスタンフォード大でのスピーチを聞いてもらっていました。

And Laurene and I have a wonderful family together. という部分を聞いたとき、最後のtogetherのtoが聞こえない、ということでした。

この部分、Jobsの話し方では、1小節目 And Laurene and I、2小節目 have a wonderful family、3小節目 together. という感じ。

3小節目はなんと[ga]という音が始まりの1ビート目に聞こえます。

togetherをto/ga/therという3拍だと思っていると、たしかにgaと同じ長さ、強さのビートとしてtoは発音されていません。だからtoがない!と感じてしまうわけです。

togetherという単語の最初のビートはアクセントのあるgeの部分で、toは2小節目と3小節目の間の裏ビートのところで始まっているのです。

なので、1ビート丸ごと与えられているgeと同じ長さでなく、半分以下の長さでしかも弱く発音されています。

英語では、この裏で発音される単語や音があるので、単語数が多いはずのに聞こえる音が少なく感じてしまう現象がおきます。

関係代名詞のthatなども、裏に入っているとかすかにthが聞こえたかな、ぐらいですが、表のビートにあるときはきっちりthatと発音されたりします。

これが英語が早くて聞き取れない、言えない、というもう一つの原因になっているのです。

そんな音楽的な感覚、なじみがないからますます難しいよ!という方、こんな練習をしてみてください。

英語を読むときや、暗唱するとき、拍手や膝うちなどで、拍子をとってほしいのです。そのとき、ズンチャ・ズンチャの感覚、つまり拍手や膝を打つときが表ビートのズン、手が上がるときが裏のチャ、これを感じながらリズムよく、ノリノリでお願いします。

英語、とくにアメリカの英語に、このビート感は欠かせません。自分がリズムを心地よく刻んで発音できるようになると、ネイティブの話すリズムに同調して、裏ビートにある音を聞き取る、想定する、ことができるようになります。

私もこの練習をするときは、立って指を鳴らしながら、ジャズシンガーのようにリズムに身体を揺らしながら行います。ぜひトライしてみてください!

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英語のリスニング勉強法【3か月で英語が聞こえる!】(4)リスニング力あげたいなら舌を開発せよ!

日本語と英語って、舌の動き方が全然違うのです。

日本語では舌は動かないままほとんどの音を発音できます。
(らりるれろ以外)

でも英語では、舌は前歯の裏から歯の間から、さまざまに動き回る。

一音を発音するごとに、舌を日本語でのニュートラルの定位置、つまり下顎もしくは下の前歯の裏にくっついた状態に戻してしまう日本語での癖、これが英語のリスニングでの「早くて聞き取れない」となる原因のひとつです。

なぜかというと。。。

子音と子音が連続している場合、一つ目の子音のあと舌を定位置にもどしてしまうと、口が開きます。口が開くと、その子音は音を持ってしまいます。

生徒さんにはいつも「子音には音がないと思ってください」とお伝えしています。

たとえばthは舌を上下の歯で嚙んだ状態というだけで、音はありません。

でも舌を動かして下へ移動させてしまうと、theやthatのように、母音がついた状態になり、音が出ていしまいます。

with boys を例にとります。

thのあとのbまで舌は歯の間におき続けるので、音が出ないままboという音に移行するはずです。

なのに舌を戻してしまうとwith-e-boys のようになってしまいます。

するとすると、withは本来、iしか母音のない一音節なのに、with-eとなると二音節の発音になり、音の数が本来の倍、そして長さも倍になってしまうわけです。

でも、無意識に日本語の発音方法を引きずってwithはwith-eと聞こえると思っていると、thが聞こえないwithを聞いてもそれがwithだとは判明できません。

これがいくつも連続していくと、音の数の差、長さの差がどれだけになるか、想像がつきますよね。

まずは、子音のあとは舌を次の発音まで動かさない、これを徹底してやってみてください。

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コンプレックスを強みに

以前にNHKのプロフェッショナルという番組で
メイクアップアップアーティストのイガリシノブさんの
特集をしていました。

そのときのキャッチフレーズは
「コンプレックスをかわいいに」

これを見て思ったんです。

私が英語レッスンでしていることも
これなんだよなあって。

リスニングがコンプレックスなひとにとって
リスニングを伸ばすために
リスニングをするのは
効率も悪いし
テンションも上がりません。

トレーニング自体が嫌になっちゃう。

リスニングが苦手だから
リスニング以外のアプローチで
リスニング力を別角度でつけていく。

するとリスニング力の土台となる
ところが増強されるので
仕上げにリスニングトレーニングをすれば
あれ、前より聞けてる、ってなって
嬉しくてやる気出る。

そしてアップするのはリスニングだけでなく
アプローチに使った他の要素も
強くなっている!

たとえば書けるようになった
話せるようになった
読めるようになった
も起きちゃう。

苦手克服っていう真正面から
ぶつかっていくのではなく
苦手の壁を横から足場をつけて
低くしていく。

これを体系的に教えている人
いないんですよね。

なので、今回
リスニング苦手さんのために
聞かずにリスニング力をアップさせる
ズルいトレーニング法をまとめました。

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ネイティブとの英語トレーニングに最適なタイミング

英語を話せるようになりたい

これは英語のお悩みのトップです。

英語を話すことに慣れれば
スラスラと英語が口をついて出てくるはず。

だから英会話スクールや
オンラインでネイティブと会話できるサービスに
申し込んだりしますよね。

ところがこのやり方で
効果が出る人と出ない人がいるのです。

効果が出ない人というのは
ネイティブスピーカーを目の前にして
いいたいことを英語で
どういえばいいかが
わからない人です。

さらになんとか単語をつなげて発したとしても
それで相手が理解したかどうかも
わからない、確かめられない人。

相手はこちらが発した単語をヒントに
理解しようとはしてくれるでしょう。

こういうことか?
それとも
あういうことか?

ちがうんだよなあ、
言いたいことが微妙に。

でもどう違うかも
伝えることができない。

もやっとしたまま
適当にYesとか答えて終了。

ああ、今日もまともに英語をしゃべれなかった

そんな挫折感でだんだん嫌になってしまいます。

こういう経験のある方は
まずは言いたいことを
わかってくれる人を相手に
トレーニングすることをおすすめします。

英語でどう文を作ればよいかが
わからないときには
こういうことを伝えたいんだ、
ということを日本語で理解し
じゃあ、こう言うといいよ、
と導いてくれる人です。

そうでないと
ちゃんと伝えようとすることを諦めたり
複雑だからと話題自体を諦めたり
することになります。

白状するとわたしも
翻訳の仕事をするようになった後でさえ
英語を話すのが苦手でした。

当然ながら翻訳会社の同僚には
英語ネイティブがいました。

たまに彼らとランチに行って
隣や向かいの席になると
ちょっとストレスだったほど。

翻訳という英語のプロなのに
そんな苦手意識を
持っていることも恥ずかしく
その恥ずかしさが余計に
ストレスを大きくしていました。

それが変わったのは
日本語を少しだけ理解する
英語ネイティブと出会ってからです。

その人とは基本的には
英語で会話するのですが
どうしても詰まると
日本語でとりあえず言ってみます。

このとき私の脳では
英語で話すための脳から
日本語でなにを言わんとするかを
考える脳に切り替わります。

英語で考える脳と
日本語で考える脳が
素早く何度も
切り替わって稼働します。

日本語で出した言葉を
相手が知らなくてもよいのです。

向こうはそれについて
英語でこういう意味かと聞いてきます。

相手が聞き返してくることがヒントとなって
また英語の単語や表現方法を
考える脳が稼働します。

こういうことを繰り返すうちに
英語脳を使っているときと
日本語脳を使っているときの
切り替わりが曖昧になっていきます。

英語と日本語それぞれを使う脳の回路が
フラットになるというか
境界がなくなって
行き来が自由になった状態です。

英語をネイティブ並みに話すのは
英語で考え英語で発することが
英語脳だけで完結できるレベルです。

留学や海外で仕事をしたかたは
強制的にこれをやらされる
やらざるを得ないことで
このレベルに到達します。

しかし、そこまで強制される環境を
日本で持つのは難しいですよね。

なのでその前のレベルとして
日本語で考え英語で話す
英語で考え日本語で話すを
スムースにできる段階を
作るのです。

この段階では、
英語へのアレルギーとか
ストレスといったものは
かなり軽くなっています。

自分ではまだまだだなあと感じても
周りの人からは
流暢ですね、とか
英語ができてよいですね
と言われはじめます。

この段階になってから
英語オンリーでのネイティブとのトレーニングは
英語力キープあるいは向上に
とても効果があるはずです。

いかがでしたか?

今日もお読みいただきありがとうございました。

~~~~~
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学習ジプシーを卒業するには

大抵の習い事は
習得するにあたって
学校や先生をそれほど頻繁に
とっかえひっかえ
変えるものではないのでは
ないでしょうか?
 

お茶であったり
リトルリーグであったり
剣道
書道
フラワーアレンジメント、etc.

でも英語は違います。

むしろ一つのスクール
一つのメソッドでしか
習わずに完結しました、
という人は
少ないのではないでしょうか。

ネイティブとの英会話
これだけ憶えればOKという本
聞き流すだけの音声教材
英会話スクール

気づけば本棚には
英語教材のコーナーができるほど
英語学習ジプシーに。。。

こうなってしまう理由
そのひとつを見つけたので
今日はそれをお伝えします。

ただ今日のお話は
少し厳しい内容かもしれません。

でももう英語ジプシーはいや、
時間とお金を無駄にしたくない
というかたは
続きをお読み下さい。

学習ジプシーを防ぐには
これまでプライベート、グループ
両方の形態でレッスンをしてきて
伸び率に個人差が出る
決定的な要因が
あることに気づきました。

この要因に
学ぶ生徒側だったときは
はじめは気づいていませんでした。

その違いは
持って生まれた才能の違いや
それまでの学習の積み上げの
差だと思っていました。

あの人は東大出だから
あの人は留学経験があるから
というように。

しかし
翻訳学校で同じレベルのクラスに
振り分けられている場合、
そのクラスに入る実力
という意味では
そんなに差がないはずなのです。

そしてそのことに気づき
わたしはあることを始め
停滞していた学習速度が
上がっていきました。

教える側になって
気づいたのは
主体性の差が成長の差になる
ということです。

生徒側というのはどうしても
先生が教えてくれる
先生が課題を与えてくれる
それについていけば
できるようになるんですよね
というモードになりがちです。

受け身なモードです。

だってスクールに通ったり
先生について学ぶって
そういうことでしょ
って思いません?

少なくとも翻訳の
勉強を始めたばかりの
生徒だった私は
そう思っていました。

では
そうではないモードの人は
何をするのでしょう?

受け身ではない人は
宿題以上のことをしてきます。

1つの課題を2つ、3つ分の課題に
自分なりに増強するのです。

例えば
1500語程度の文を訳す課題に対し
背景情報をとる目的で
本を一冊読むひとがいます。

リスニング教材を聞いてくる
というだけの宿題に
聞き取った英語の文字起こしを
してくるひともいます。

単語の暗記が宿題なら
ひとつの単語の派生語、
つまり動詞ならその形容詞形
名刺形まで調べて
覚えてくるひともいます。

こうした学びかたをしている人と
言われたことだけをする人とでは
同じ期間同じクラスにいても
差が出るのは当然です。

時間のない社会人の学習者には
これは厳しいことかもしれません。

が、学習を先生任せでなく
自分事として主体的に考え、
授業と授業の間にどれだけやるか

結局それが学びの効果を高め、
結果を早める一番の方法なのです。

主体的に学ぶ生徒に対応するには
講師も提供する質を高め
カリキュラムを
高度化する必要があります。

同じ金額を払っても
そういう講師のもとで学ぶのと
通りいっぺんのカリキュラムしか
できない講師とでは
またまた差が開くのは明確です。

「このコースも効果がなかった」
そう思って途中であきらめたり
別のものに手を出す前に
ぜひ一度

主体的に学ぶ

これを意識してみてください。
講師がそれに答えなかったら
そのときはとっとと
変えてしまうのが正解です。

お読みいただきありがとうございました。

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未来という概念がある英語、ない日本語

英語には未来に起こることを
表すいわゆる未来形が
実はいくつもあるって
ご存じでしたか?

先日レッスンで未来形を解説していて
そのいろいろな未来形の違いを
日本語で説明するのがけっこう難しく
そこから日本語の未来形の
少なさに気づいたのです。

英語で未来を表す
動詞や助動詞の「未来形」は
willやbe going toだけじゃないんです。

現在形、現在進行形を使ったり
willとshall
be going toを使ったりで
5つもあります。

これに対し
日本語には「未来形」
というものがありません。

たとえば
「私は明日テニスをします」も
「私は毎日テニスをします」も
おなじ「します」で
明日か毎日という言葉がなければ
いつのことを言っているのか
その文だけでは分かりません。

英語なら
I’m going to play tennis (tomorrow).

I play teniss (every day).

と、tomorrowやevery dayが
なくても未来なのかどうか分かります。

ある概念をあらわす言葉の種類が多いのは
その言語を使う文化において
その概念が重視されていると言えます。

たとえば
日本には雨の種類を表す言葉が
たくさんあります。

小雨、大雨だけでなく
五月雨、霧雨、豪雨
小糠雨、時雨、通り雨
氷雨、夕立などなど。

(ちなみにハワイ語も雨の名前がたくさんあるそうです。)

つまり英語文化では
未来という概念を
かなり細かく区別し
認識しているということです。

具体的には
・電車の時刻表にのっているなど確実に決まっている未来
・約束や予約などがされていてかなり確実な未来
・それをすると心では決めているが、予約などはしていない場合もある未来
・今、それをすると意志をもった未来
・相手の意向を汲もうとする意図をもった提案のような未来

こんなに細かくは
日本語では未来を区別して
認識していませんよね。

こう考えると
日本の文化は未来については
フォーカスが薄いと言えます。

あえて未来を表す言葉を探すなら
「でしょう」ぐらいです。

でも「でしょう」は
推測を表す言葉です。

約束や予定が
しっかり決まっていることについて
「わたしは明日、友達と〇〇時の飛行機に乗るでしょう」
というのはちょっと不自然です。

決まっている未来については「乗ります」
これは現在形。
決まっていない未来は「乗るでしょう」
これは推測。

なんと
日本語には未来を表す
専用の表現がないのです。
 

ということは
日本の文化には未来という概念が
ひょっとするとなかったのかもしれません。

同じように過去や現在についても
日本語には種類が英語に比べ
とても少ないです。

未来だけでなく
時間というものの捉え方自体が
日本語と英語とでは
全然違うのかもしれません。

時間の概念が曖昧なのに
時間をしっかり守る日本人。

この国民性がどうやって
できあがったのか
とても不思議な気がします。

英語を学ぶことで
日本語を知り、日本文化を知り
そしてそれを使う
自分の思考に気づく。

こういうところも
英語学習の面白いところです。

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