【ワンポイント英語】~せずにはいられない

こんにちは。
世界と渡り合える英語発信力を身につける英語学習コーチの栗宇美帆です。

個人的なことですが、
ついバランスをとろうとしてしまいます。

多数が一つの意見にふれると、反逆したくなる。
 
いまは、社会が批判的な方向と、脳天気な方向に極端に別れていて、感情的にも正しさ、厳格、怒りの一派と、癒し、許し、無感覚の両方に二極化している。
 
そうなると今度は無意識に中庸をとりたくなる。
 
でもバランスをとろうすることはそれもやはり、なにかに偏っていたり、極端なことをよしとしていないってことで、巻き込まれているなあって思う。
 
巻き込まれてる自分もOK,批判も許しもOK。それでいいかな。
 
ちなみに、balanceという動詞は、釣り合わす、相殺する、並行を保たせる、という意味で、要はこの動詞ひとつで「バランスをとる」という意味で使えます。
 
さて【ワンポイント英語】 
I can’t help trying to balance two opposing sides.
(二つの対立する側のバランスをついとろうとしてしまう)
  
can’t help ~ingは、~せずにいられない、という意味です。

I can’t help falling in love with you というプレスリーの名曲があります。私はコリー・ハートのカバーがめちゃくちゃ好きです。

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【ワンポイント英語】慣用表現「時間の問題です」

プロ翻訳者が教える、再現性重視の英語コーチングの栗宇美帆です。
 
 
 
今日もニューヨークタイムズ紙にあった表現を紹介します。
 
 
 
「そうなるのは時間の問題だ」です。
 
 
 
アメリカでもコロナウィルスは蔓延するのか
という問題について
アメリカ免疫・呼吸器疾患センターの所長が
 
 
 
“It’s not so much of a question of if this will happen in this country anymore but a question of when this will happen”
(この国で蔓延がおこるかどうかはもはや問題ではなく、いつおきるかが問題だ)
と言っています。
(ニューヨークタイムズ紙の記事はこちら

 
 
 
つまりもはや「そうなるかならないか」を推測する段階ではなく、起こるのは必須で時間の問題だ、という意味です。
 
 
 
さらにこの記事のタイトルは
For the U.S., it’s not if but when, federal officials say.
 
 
 
このように
not if but whenだけで
熟語的に使われることも頻繁にあります。
 
 
 
この表現の
ポイントのひとつめはifの使い方。
 
 
 
ifは「もし~だったら」という
仮定の条件を作る接続詞だ
ということは知っている方が多いとおもいますが
「~かどうか」という意味もあって
普通によく使われます。
 
 
 
ふたつめのポイントは
not (a) but (b)という組み合わせ。
aではなくbだ、という意味です。
接続詞がandではなく
butだというところが肝心です。



応用として
Not when but now!
「いつやるの?今でしょ!」
 
 
 
ちょっと古いか(^_^;
これも英語にすると
こんな感じで言えると思います。


 
  
if と not but
このふたつが組み合わさって
「時間の問題だ」Not If but When 
が成り立っています。

 
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【ワンポイント英語】意見は明確に示す「大賛成です」

こんにちは。
プロ翻訳家が教える再現性重視の英語学習コーチングの栗宇美帆です。

今日はI’m all for「~には大賛成だ」
というイディオムの紹介です。

アメリカのコロナウィルスへの対応を知りたいと思って読んだ
ニューヨークタイムズというアメリカの新聞に載っていた表現です。

ケネディ上院議員が
実際に新型肺炎に感染していると思われる人数について質問したところ
回答できなかった国土安全保障省のウルフ長官代行に言った言葉

I’m all for committees and task forces but you’re the secretary,
I think you ought to know that answer.

「委員会や対策本部には全面的に賛成だが、あなたは長官ですよ、答え(数字)を知っていて然るべきだと思います。」

forという前置詞は、いろいろな意味で使われますが、
わたしは
「そっちの方を向いている」というイメージです。

forの後ろにあるものに向いているから
「そこに向かう」「それのために」
「それに備えて」「それを求めて」
そして
「それに賛成して・味方して」も
しっくり来ると感じます。

賛成です、というときに
I agree to
という表現もありますが
「大賛成!」という積極性があまりありません。

どちらかというと
反対しない、意見が一致している、
とただ状況を淡々と述べている感じ。

意見を述べる場合にI’m all forを使うと
明確に積極的に主体的に
賛成である、ということが伝わります。

しかし、NYTの記事をみると
アメリカでも担当省庁の長官の回答が煮え切らない
という状況は同じようですね。

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