【ワンポント英語】使役動詞 ~させる、してもらう (2) :make

こんにちは。
英語脳を目覚めさせ真の思いを伝える英語力をつける
セカンドブレイン英語学習コーチの栗宇美帆です。

前回は使役動詞というものが
あるよ、ということを紹介しました。

今日はそのなかの1つ、
makeの使い方にを説明していきますね

さっそく例文です。

The movie made me cry.
直訳すると
「この映画が私を泣かせた。」
です。

自然な日本語にするなら
その映画で泣いた、
という感じです。

この人を~させるという使役の意味で
動詞のmakeを使うときは
make+ 人+ 動詞原形という形で使います。

最後の原形動詞の動作主は
makeの主語ではなく
make の後ろにある
目的語となっている人です。

さきほどの例文でみると
The movie:この文全体の主語 made:この文全体の動詞(~させる) me:make の目的語(させられる人) cry:meがさせられる行為
となります。

~させる
という日本語は一見
上から目線でえらそうですが
この使役動詞自体には
基本的にはそうした意味はありません。

ただしmakeの主語が人の場合は
その人がmakeの目的語となっている相手に
強制的のその行為をさせた
というニュアンスになる場合もあります。

例)
I made my kids sleep at nine o’clock.
子どもを9時に寝かしつけた。

Our teacher made us clean up the classroom.
先生は私たちに教室を掃除させた。

ただし
He made me laugh.
の場合は
無理矢理笑わせた、という意味になるときと
思わず私たちは笑ってしまった
という意味のときと
状況によってどちらもありえます。

「あなたを幸せにします」 I’ll make you happy.

ドラマや映画で聞くセリフ、
これも使役の仲間です。

これをあなたの幸せを作る、
と思っている人がいますが
happyは「幸せな」という形容詞で
「幸せ」という名詞ではないので
makeの目的語にはなれません。

youも「あなたの」という形容詞のyourではなく
「あなた」という名詞youです。

というわけで
I’ll make you happy. は
「あなたの幸せ」をmakeする
という文ではありません。

ここで使われているmakeは
文法的には作為動詞というものですが、
私は使役動詞の仲間と考えて
おぼえてしまっています。

I’ll make you be happy.
のbeが落ちたもので
私はあなたを幸せにならせる
と考えるほうが
いちいちおぼえるよりシンプルだからです。

「僕は僕の人生において 起こって欲しいこと全て起こさせてみせるのさ」

これは私の好きな日本の歌の歌詞です。
英語にするとこんな感じ。
I make everything I want to happen in my life happen.  

Iが主語になると
がぜん「おこさせる」という
意志の強さが表れますね。

次回は
makeとはまた少しニュアンスの違う
haveという使役動詞についてです。

Have a lovely day!!

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