こんにちは。
英語脳を目覚めさせ真の思いを伝える英語力をつける
セカンドブレイン英語学習コーチの栗宇美帆です。
さてひきつづき使役動詞シリーズ、
今回はletについてです。
letで一番なじみがあるのは
Let’s go!
という表現でしょうか?
あるいは最近なら
ディズニー映画でヒットした
Let it go.
というフレーズも耳馴染みがあるかも
どちらも
let+人orモノ+動詞goの原形という形です。
この2文は「命令文」という形なので
letの動作主である主語がありません。
命令文でなければ
I let it go.
と、Iなどの主語が入ります。
I let the balloon go.
前回、前々回ご紹介した
使役動詞のmakeやhaveと同じく
letも
主語+let+人+動詞原形の形で使います。
でも
letの意味はmakeやhaveとは少し違います。
この2つのような
強制感はありません。
むしろ目的語である人が
その動作をするがままにする
その動作をさせてあげる
その動作をするのを放っておく
というニュアンスです。
たとえば
I let fear go. なら
私は怖れが去るままにした
という意味で
自分が怖れになんらかの影響力を加えて去らせた
というのではなく
fearが勝手にさっていくのを
そのままそうさせた
という意味になります。
これをこなれた日本語にすると
私は怖れを手放した。
となるのです。
他にも例をあげておきますね。
She let tears run down her cheeks.
彼女は涙が頬を流れるままにした。
Let it be.
なるがままに任せる。
letの目的語を自分にすると
お願いの文になります。
Let me know when she comes.
彼女が来たら教えて。
Let me see.
見せて。
またmeをusにすれば勧誘になります。
冒頭の例のLet’s go.は
私たちを行くままにさせて
というのが直訳。
「私たち」というのは
これを言っている本人と
言われている人なので
言われている人もgoしようとしている
という前提なわけです。
私とあなたが行くままにさせてください
つまり
行きましょう、
という勧誘になるわけです。
とっても便利なlet
ぜひ積極的にとりいれてみてください。
次回はgetについて書きますね。
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