脳が違うから学び方も違って当然。自分の脳にあった学習を選ぼう

私はかなりの方向音痴で、
社交ダンスでもフロア上で迷子になります。

今週末に発表会を控えているのですが、
今だフロア上の動いていく
動線が理解できていません。

そこで今回、
2つの振り付けについて
ダンスの地図、つまり動線図を
二人の先生に書いてもらいました。

すると、書き方が先生によって
全然違ったのです。

男性の先生は、
フロアを上から見た図で書いてくれました。
紙をデスクの上に置いて、
北を決めたらそのまま動かさずに書きます。

もう一人の女性の先生は、
自分がその場を動いている感覚で、
進行方向に合わせて書くタイプ。

常に進む方向が上に来るように、
紙をくるくる回しながら書いていました。

同じフロアで、
同じ振り付けを踊っていても、
頭の中で見えている世界は
全然違うはずです。

頭の使い方が違うからです。

人の脳って、
ものの見え方も捉え方も
こんなに違うんだなあと
改めて思いました。

これ、英語でも同じです。

英語リスニングが得意な人
スピーキングが得意な人
文法が得意な人

みんな「得意な機能」が違います。

だから、
できないところだけ見て
「英語が苦手」と思う必要はなくて、
自分の得意な回路を
どう使うかで、
伸び方は大きく変わります。

英語も、
自分に合った脳の使い方を見つけると、
急に楽になる瞬間があります。

【カタカナ英語】「バランス」という英語が通じなかった話

私がダンスを習っている先生の中にロシア人の先生がいます。

彼とのレッスンは英語メインに日本語を交えて会話します。

コロナ直前から日本に来て、日本語はかなり上達し、わたしも日本語の方が楽なので、ついややこしい内容になると日本語表現を混ぜたりします。

この前、この動きのバランスってどうやってとるの?と質問したら

「バランスはとらないよ」という答え。

なぜならバランスというのは止まっているときにしか取れないから。

というかバランスをとったまま動くことはできない。

バランスが取れているから止まっている。そこから動くにはバランスを崩さないといけない。

ああ、めっちゃ深い話、かと思いきや、そうではありません。

わたしが「バランス」って使ったからややこしくなったのです。

英語のbalanceは名詞と動詞があります。

名詞は「均衡」(静止状態)

動詞は「均衡を保つ」です。

確かに先生が言うように、動くためには均衡を崩し続けなければならず、動いている最中にぴたっと均衡することはないわけです。

だからHow can I keep the balance during the turn? という私の英語の質問は、先生にとってはターンして動きながら静止したバランスとるには?って聞こえたのでしょう。

ではbalanceじゃなく、なんと言えばよかったか。

stableとかstabilityという「安定」という言葉です。

How do I stay stable while moving? (安定して動くにはどうしたらいい?)

日本語まじりで話していると、ついカタカナ英語に意味がひっぱられてbalanceをバランスの意味で使ってしまう。こんなことはよく起こります。

でもそれがなんとなく通じてなんとなく通じない会話を生んでしまう。今回のように、別に深い話でもなんでもないのに、私が深いわ~とか感心するだけだったら、本当に知りたかったことは知れずに終わってしまいます。

カタカナ英語、要注意!

その英語、本当にネイティブに伝わってる?

年末年始、
動画配信サービスを見ていて、
なんとなく引っかかる英語がありました。

All to brighten the world

日本の大企業の広告で、
かなりの頻度で目にしたキャッチフレーズです。

理由ははっきりしていて、
この英語には
意味文法の両方で
少し無理があります。


「All」って、何のこと?

「すべて」というニュアンスを出したくて
All を使ったのだと思います。

でも All は、
何の「すべて」なのかが
はっきりしていないと使えない言葉

このフレーズを見ると、
つい考えてしまいます。

人のこと?
行動のこと?
商品?
それとも考え方?

ここが見えないと、
読み手は一瞬、立ち止まります。


文法もちょっと苦しい

All to brighten the world

英語では、
All のすぐ後ろに
to不定詞 を置く言い方はありません。

キャッチフレーズだから
削りに削った結果だとは思いますが、
それでも「ん?」とはなります。


日本語を見て、納得

気になって公式サイトを見てみると、
元になっている日本語は

すべては世界を明るくするために

なるほど、と思いました。

この日本語も
「すべて」が何を指しているのかは
やっぱりはっきりしていません。


英語がぼんやりする理由

日本語が曖昧なまま
英語にして、
さらに短くまとめる。

そうすると、
意味は伝わるような気もするけれど、
読み手の想像力に頼る表現になります。

英語が原因というより、
出発点の日本語の問題ですね。


英語の前に考えたいこと

英語で理念やメッセージを出すとき、
大事なのは
「正しい英語」よりも
何を伝えたいのかを
日本語で言い切れているか

そこが曖昧だと、
英語にした瞬間に
違和感として表に出ます。

このキャッチフレーズは、
その典型例だと感じました。

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関西弁ネイティブに朗報。英語学習に有利な関西弁

関西弁の方に朗報?!です。

「なんしか」という言葉。

こんな風に使われます。

「なんしか、言ってはった」

「なんしか、分からん」

これ上と下で意味が微妙に違う。

上は「何か言ってた」ってことで、言ったことが「ある」状況。

下は「ぜんぜん分からなかった」で、分かったことが「ない」状況。

(関西弁ネイティブじゃないのでちがってたらゴメンやけど)

これがまあなんと

英語のsomeとanyと同じ関係。

someとanyは英語を勉強する人にとってこんがらかりやすい単語です。特にany。

someもanyも特定できないけれどいくつか、いくらか、なんらかの数を示したい時に使います。

で、ですね。

someはいくらか「ある」ときに使い

anyはぜんぜん「ない」ときに使うのです。

There are some people.

これは「何人か人がいる」

There are not any person.

こちらは「人が誰もいない」

anyは否定語といっしょではないと

「どれでも」

「どんなものでも」

「なんでもいいからなんらかの」

というオールオッケー

インクルーシブなものがあることを示します。

でもそれが否定語と組み合わされると

「どんなものもない」

ってことになるので

「ぜんぜんない」になるのです。

ここ「なんしか」と同じではないですか!

「なんしか」を日々使う方で

anyがわからなくなっちゃたら

なんしかを思い出してほしい。

ね、なんしかを知ってる人は

なんて有利なんでしょ。

マニアックな英語ミニ知識でした~~

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がんばっても英語のヒヤリング力が上がらないならこれやって

英語のヒアリング力を上げようと
英語の音声を頑張って聞いてませんか?


なのに成果が出なくて
嫌になっちゃってる人に
長年英語コーチをしてきて
私が発見した秘密を教えます。


実は耳じゃなくて
口を鍛えることが
音が聞こえるようになる
近道です!

ㅤㅤ

英語耳は
聞いて育てるのではなく
口で育てるもの。


それはカタカナ発音を
治すってことではない。


日本語発音の
OSになっている口を
英語発音のOSに
変えるってこと。


日本語と英語って
発音する前の口の状態が
そもそも違っているのです。


これを身体に入れないと
脳が音を認識できない。


このことは
何人もの生徒さんの
リスニングレッスンをしながら
発見しました。


日本語発音のOSを
英語発音のOSに上書きして
ヒアリング力をあげる
トレーニングが必要なのです。


このトレーニングを受けた
生徒さんはみんな
最初のうちは
口が痛いとか
頭の後ろがつるとか
いろんな感想をくれる。


でもだんだん慣れて
ある日気づくと
ニュースが聞けるようになってました
とか


Youtube動画を字幕なしで
見れるようになってました
とか報告くれます。


英語耳は口で育てるもの。


大事だからもう一回いっときます。


英語耳は口で育てるもの

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英語に才能はいらない

英語の才能がない、
っていう人が
ちょいちょいいるんだけど
英語に才能はいらない。
日本語に才能がいらないように。

文才のある作家になりたい
とかなら話は別だけど
英語そのものを使うために
才能はいらない。
 
文才なくても
日本語使っている人は
日本語使えているわけで。

ただ自分にあった
外国語の学習の仕方を
知らないから
「こんなに努力したのに」
っていう結果に終わってる。

誰にでも共通のポイントは

1.圧倒的に時間を使っていない。

筋トレと一緒なので
地道に継続して
脳の中に英語を使える場所が
できあがっていくわけで。

数ヶ月で日本語と同じぐらい
自由に話せるように
なることはない。

2.アウトプットしてない

英語は
脳の運動野とつながっているので
インプットだけでは上達しません。

自分の身体を
使ってあげないとみにつかない。

幼児が話しだす時期が遅いと
親たちが心配するのは
親も無意識に
話すというアウトプットが
聞くもできているという
総合的な言語発達のしくみをわかってるから。

大人も同じで
アウトプットしないと
インプットしたことは定着しない。

どんな学習法やツールが合っているかの情報を発信しています。

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英語脳のつくりかた:効果的な英語学習方法 (2) 英語脳を育てるには負荷が必要

前回の記事では、「英語脳とはなにか」と「英語脳ができる仕組み」について書きました。

今日はその仕組みにしたがって、英語脳を脳の中につくるのに何が必要かを書いていきます。

英語脳を育てるのに必要な負荷とは

英語脳を育てるのは筋トレと同じしくみです。

トレーニングという負荷をかけると、筋肉なら負荷のかかった場所が発達します。

脳の場合、言語を扱うための場所が決まっていて、そこに負荷となる刺激を与えると筋肉ではなく神経回路が発達します。

じゃあ英語脳をつくるための負荷はなんなのか。

けっきょく、英語にたくさん触れることです。

必要な負荷の量は?

具体的には、日本の平均的な社会人がビジネスレベルの英語力をつけるために必要な負荷は、1600~2000時間だそうです。

これを日割り計算すると

2時間の勉強を毎日2年半、となります。

けっこうな量ですし、時間もかかります。

でも負荷とならない学び方は血流が増えないため、やっても効果がないか、長い時間がかかってしまいます。

人間の脳の学習の仕組みを模したAIのディープラーニング

AIだって回路(ニューラルネットワーク)を構築するには、たくさんのデータを入れ、分類したり判断したりするための法則をひとつひとつ関係性を学ぶ必要があります。

だから人間の脳がそれをすっとばして、負荷をかけずに習得が可能なはずはないのです。逆に十分な負荷をかければ、それは構築されるということ。

人は1万時間のトレーニングがあれば、プロ級になれるという統計があります。

気が遠くなるような話です。

でもやればできるようになるという確かなことでもあります。

とはいえ、大変はたいへん。

大変だから途中で十分な負荷がかかるまえに、挫折してしまうわけです。

でも、英語のレッスンをしているうちに、効率悪いトレーニングに時間をかけている人が多いことを発見しました。同じ負荷でも、人によってよく効くものとそうでないものが違うのです。

自分にはあまり効かないものをやっていては、しんどいうえに嫌にもなってきます。

自分によく効く方法はどうやって見つけるのか。

次回はその方法を解説をします。

英語脳のつくりかた:効果的な英語学習方法 (1)

英語脳とは

英語脳って聞いたことありますか?

英語脳というのは造語なので、人によって定義がちがいます。日本語で考えてそれを翻訳して英語としてアウトプットするのではなく、考えるところから英語でするのを英語脳という人が多いです。

それができるのも、脳の中に日本語とは別に、英語を専用に処理する場所が発達しているから。

この記事では英語脳を発達させる仕組みを解説します。

英語脳がつくられるメカニズム

英語を専用に処理する場所を「英語野」と専門用語ではいいます。

英語を流暢に話す人はこの英語野が日本語野とは別にできあがっているわけです。

逆にこれがない場合、英語を聞いても日本語野で処理しようとするため、理解できません。

じゃあこの英語野、どうしたら作ることができるのでしょうか。

英語野を育てるトレーニング

人の身体はどこも同じ。脳に英語野をつくるには、筋肉と同様にトレーニングして血流をそこに送り込むことが必要です。

腕の筋肉を鍛えるなら腕に負荷をかけて筋トレしますね。

英語野を鍛えるなら、脳に負荷をかけてトレーニングするのです。負荷は脳への刺激です。

そしてなにが刺激かと言うと、英語を読む聞く書く話す、これをするしかありません。これを負荷がかかるようにすることで、血流が増えます。情報を処理できるように、脳の神経回路が発達していき、それが英語野となります。

だから負荷をかけずに英語ができるようになる、ということは脳の構造上ありえないといえます。

まとめ

英語脳を発達させるためには、結局、英語をインプット&アウトプットが必要です。

読む、聞く、書く、話す、この4つを取り入れ、積極的に英語に触れることで、あなたの脳は徐々に英語を処理する新たな能力を獲得していきます。

次回は、どのぐらいの負荷が必要なのか、について書きます。


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人生の転機となる英語

スティーブ・ジョブズのスピーチの中で有名な「点」のエピソードがあります。

彼は、大学を中退した後、そのまま大学のカリグラフィー(英語のお習字みたいなもの)のクラスに出席し続けました。

そのときはそれがなんの役にたつのかなどはまったく分からないまま、興味に従って本来の専門分野ではないその授業に出ていました。

のちにそこで得た知識が、マックをマックたらしめる、美しいフォントの土台となっていきます。

彼はこのエピソードで「将来を予想してをつなぐことはできない。 後に人生を振り返った時にしか、点と点をつなぐことはできない。 今やっていること(点)が、いずれ意味をなす(点と点がつながる)と信じて取り組みなさい。」ということを伝えています。

英語を学ぼうと思う人は、なにかのために、と目標がはっきりしている人もいるでしょうが、なぜかわからないけれど英語を学びたいと思う人もいるでしょう。

今の自分には必要ないから、苦手だから、できないところを晒すのはカッコ悪いから、お金・時間がないから。。。そういう理由で、なぜか英語が気になる、という想いをつぶしてしまうのは、点を消してしまうことかもしれません。

英語がぺらぺらになる必要さえ、ないかもしれません。英語の学習の中で出会った言葉が将来の重要なヒントになるかもしれないし、ライティングで書くことではじめて自分の深い想いに気づき、その後の道が決まるのかもしれません。

私も、子どもの頃はなぜか、日本の文学ではなく海外の翻訳ものばかりを好んで読んでいました。将来、翻訳家になるためではありません。ただそれに惹かれたからです。

でもその体験が、欧米の文化や歴史の背景を知ることにつながっており、翻訳をしたり、英語を教えるうえで大きな点となっています。

英語という存在が気になるのであれば、とにかく触れてみてほしいのです。

それが将来の人生の一点になる機会を手に入れてほしいのです。

45分無料オンラインで英語学習のご相談、ご自身の英語との関係を知るセッション、随時行っております。

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英語でネイティブと話すのが楽になるマインド設定

今日からFacebookで
英語の学習のヒントになるような
ショートライブをしていくことにしました。
 
 
せっかくなので
ブログでも同じ内容を
文字でシェアしようと思います。
 
今日の内容は
ネイティブと話すときの気おくれを
楽にする考え方です。

ネイティブを目の前にして
いざ英語を話そうとすると

発音大丈夫かしら
伝わるかしら
下手な英語で笑われないかしら

などといろーんな
ざわざわが浮かんで
言葉をひっこめてしまったことありませんか?

私はこういう感情を
山盛りもっていました。

翻訳会社でネイティブと同僚だったときでさえも。

でも仕事以外で知り合った
日本に住む外国の方と話していて思ったのです。

その人たちが一生懸命
日本語で話そうとしているのを見て。

聞いている側の私たちは
ものすごーく優しい気持ちで
ものすごーく応援しながら
聞いているなってことに。

だって、むこうはがんばって
私たちの国言葉を話して
交流しようとしているのです。

母語の側の私たちとしては
サポートして当然です。

がんばって日本語を話して
すごいね!って思います。

だから
逆だってそうであって不思議ではないんじゃないか?

直接確かめたことはありません。

でもアメリカに住んでいた時
友達になってくれた隣人たちも
親身に私の英語を理解しようと聞いてくれてました。

だから
きちんと話せなくていいのです。
完璧な英語なんて目指さなくていいのです。

あなたと同じ優しい気持ちを持つ人なら
きっと理解しようと聞いてくれます。

ちゃんとした英語しゃべれよ
なんて言ってきません。

そう思って
母語じゃないのに
相手にあわせて英語を話そうとしている自分
を誇らしく思ってください。

少し、気おくれが減りませんか?

~~~~~~~~~
音声はこちらから聞いていただけます。
Mippolynのワンポイント英語