こんにちは。
世界と渡り合える英語発信力を身につける英語学習コーチの栗宇美帆です。
今日のワンポイント英語は最近よく聞くovershootについてです。
overshootは感染爆発という意味で報道で使われていますが、本来の意味は「やり過ぎて失敗する」「行きすぎる」「的をはずす」です。
overは行きすぎる、shootは撃つです。
どうしてこの組み合わせで感染爆発になるのか、不思議に思ったので調べてみました。
一般的な感染爆発という英語は、explosion of casesと、爆発を意味するexplosionと事例を表すcaseの複数形の組み合わせがよく使われます。
overshootを感染爆発という意味で使うのは疫学の専門用語です。
感染拡大をコントロールするためになんらかの予測値や目的値が設定されます。
それを行きすぎて拡大してしまうという状況を、overshootというようになったようです。
感染の急増を表す言葉にはoutbreak アウトブレイクがあります。
こちらは映画のタイトルに使われたりして、耳にしたことのある方もあると思います。
一般的な意味としても急増や爆発という意味です。
overshootオーバーシュートと違うのは、outbreakアウトブレイクはゼロもしくはとても少数しかかかっている人がいない状況から急に広がった時に使われる点です。
一方、overshootはすでに広がっている状況からさらに急増するケースで使われるようです。
ついでに付け足すと、epidemicエピデミックは伝染病、もしくはその流行、pandemic パンデミックは世界的規模での伝染病の流行を意味します。
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