こんにちは。
 プロ翻訳家が教える再現性重視の英語学習コーチングの栗宇美帆です。
今日はI’m all for「~には大賛成だ」
 というイディオムの紹介です。
アメリカのコロナウィルスへの対応を知りたいと思って読んだ
 ニューヨークタイムズというアメリカの新聞に載っていた表現です。
ケネディ上院議員が
 実際に新型肺炎に感染していると思われる人数について質問したところ
 回答できなかった国土安全保障省のウルフ長官代行に言った言葉
I’m all for committees and task forces but you’re the secretary, 
 I think you ought to know that answer.
「委員会や対策本部には全面的に賛成だが、あなたは長官ですよ、答え(数字)を知っていて然るべきだと思います。」
forという前置詞は、いろいろな意味で使われますが、
 わたしは
 「そっちの方を向いている」というイメージです。
forの後ろにあるものに向いているから
 「そこに向かう」「それのために」
 「それに備えて」「それを求めて」
 そして
 「それに賛成して・味方して」も
 しっくり来ると感じます。
賛成です、というときに
 I agree to
 という表現もありますが
 「大賛成!」という積極性があまりありません。
どちらかというと
反対しない、意見が一致している、
 とただ状況を淡々と述べている感じ。
意見を述べる場合にI’m all forを使うと
 明確に積極的に主体的に
 賛成である、ということが伝わります。
しかし、NYTの記事をみると
アメリカでも担当省庁の長官の回答が煮え切らない
という状況は同じようですね。
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