英語のリスニング力がなかなか上がらない、とお悩みの人。
・早くて聞き取れない、
・聞く練習をしているけれど変化が感じられない
・英語を聞いてもノイズにしか聞こえない
というお悩みにこたえます。
英語のリスニング勉強法【3か月で英語が聞こえる!】速くて聞き取れないのは○○が違うから‼️
英語コーチ歴5年。翻訳業11年。(その前の英語学習者の経験は8年)。
英文科卒でもなく留学経験もない主婦から、日本で学んでプロ翻訳者になり、その英語知識を活かして英語学習する方を英語コーチとしてサポートし続けています。
翻訳書:
『人生を大きくジャンプさせるワクワクの見つけ方』(VOICE社)
『「考える」より「感じる」を大切にすることが幸せへの近道』(VOICE社)
『仕事で、個人で、目標を達成するためのカベの超え方』(VOICE社)
『あなたの考えは、あなたをだます』(VOICE社)
2001年の米国同時多発テロをきっかけに、日本人の私にできることはないかと英語を大人になって学び始め、そこから私は自分の価値をしり、人生が大きく変わりました。英語がネックになって才能を発揮できていない人のサポートを少しでもできればと思い、記事を書いています。
英語が速くてリスニングができない理由、これをつぶしてリスニング力をアップさせるのに必要なこと、具体的なやり方、その後の成果が見えてくると思います。
リスニングができない理由 :
- その単語と脳の中で紐づいている発音が実際のネイティブの発音と違う
- 語順に慣れていない(ので日本語ロジックで聞いている)
- 単語を知らない
- 文法を知らない
- スピードになれていない
今回は5. スピードになれていない、の解決法です。
前の記事でも書いたように、私たちの多くが認識している英語の発音は、学校の教室で習った発音か、もしくはカタカナ英語。
・残念ながら学校では発音記号をきっちりやらない。
・ローマ字という仕組み
・全員で唱和の弊害
これによって英語の音を認識するのに、依然として日本語の音認識をベースにしてしまっている、という人がめちゃくちゃ多いです。
こうなってしまっているために英語のスピードについていけないと感じる人の特徴
t. d. g. bを単語をト、ド、グ、ブと発音する。
例えば flying の最後の g をグと読んでしまう。
これの何が問題か、単に発音が悪くて英語っぽくないってことが問題ではないのです。
実はもっと深刻な問題がここにはあるのです。
認識する音節の数を勘違いしてしまうため、文字から想いえがく英語の単語より、ネイティブの発音だと短く終わってしまう、つまり早く聞こえてしまう、という問題です。
どういうことかというと。。。
例えばchocolate。チョコレートです。
この単語はいくつの音でなりたっているでしょう?
カタカナの場合、チョ・コ・レ・ー・トと5音です。
ところが英語の場合
choc・o・lateの3音と認識されます。
chocolateをみたときにチョコレートという音を思い描く時点で、もうスピードにはついていけません。
英語の場合、単語のなかで強く発音する音も必ず決まっていて、それ以外は弱くなるので、実際に聞こえるのはchoとlaの音だけになる可能性も多々あります。
あえてカタカナに書くなら「チョ(ク)レ(ィ)」こんな感じに聞こえます。
ネイティブは「チョコレート」を早口で言っているのではないのです。
発音している音の数がそもそも少ないのです。
正しい音の数に自分の音認識を修正する具体的な方法
(1) 辞書で音節の数を確認する
(2) 一音節には一音を意識して発音する
- 辞書で音節の数を確認する
音節というのは、一音として認識されるかたまりのことです。
辞書で単語を調べると、単語のスペルの間に黒丸が打ってあります。(辞書によっては黒丸ではないかもしれませんが、なにかしらの形で区切られているはずです)
この黒丸と黒丸の間が一音で一音節です。
先ほどのchocolateの例を見ると、choc・o・lateと言うように黒丸が入っています。
chocで一音、oで一音、lateで一音ということです。
chocのcは2つ目の音節のoが母音なので、そこにくっついてcoという音が発生します。
lateは母音が2つあるのに、最後のeは発音しません。
こうしたことを認識して、3音で発声する練習を積みましょう。
1.音節の最後に舌を元に戻さないトレーニング
これも私は生徒さんとのレッスンを通して気づいたことなのですが、日本語と英語では、単語の終わりの舌のポジションが違います。
日本語の場合、そもそも、どの音を発しても舌は下顎にぺたっとくっついたままです。「あいうえお・・・」と全部の音を試しに発音してみてください。舌はほとんど動かないはずです。
ところが英語は舌は上下前後に動くだけでなく、使う部分も先のほうだけだったり、真ん中あたりだったり、外側を巻き上げたりと、実にいろいろな動きをします。
そして、ひとつの音の発音をした後は、次の音を発音するまでその口の形、舌の位置、歯の状態を変えません。
ピリオドや呼吸で切るとき以外は、舌を日本語のホームベースである下顎にぴたっとはりつける場所に戻さない、これがとても大切です。
これによって、余計な母音が入り込むこともなく、また、「リエゾン」と言われる音がつながって聞こえる現象が自分の身体を通して再現できます。
リエゾンを意図的にしようとすると、みょうに力が入って不自然になりますし、なぜそうなるかの構造的な理解がないので、リスニングで聞き分けるのも遠回りになります。
口の形を解かずに次の音を発音する。とにかくこれを身体になじむまで徹底的にやってみましょう。
続けていくと
単語ごとの区切りがわからず、早い!と感じてしまっていた英語の音声が、単語が分かれて聞こえるようになります。
そして知っている単語と知らない単語が識別できるようになるので、たとえば知らない単語があったら、そこだけを話している相手に聞き直すとか、動画などなら止めて調べるということができるようになります。
前回の子音と母音を分けるトレーニングでも言いましたが、これができるようになると、周囲の人から発音を褒められるようになってくるでしょう!
というわけで、速くて聞き取れないのは音の数が違うから‼️でした。
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