コロナ後の経済の風向きをキャッチするために

最近、経済について
意図して情報をとるようにしています。

この1年で円の価格が
対ドルで10円以上も下がりました。
(2021年1月は1ドル103円
11月は1ドル114円)

これによって輸入品や
石油の値段があがり、
いろいろなものの値段が上がります。

また、1ドルが103円だったときに
円で1万ドル買っていた人は
単純に計算すると
10円×10000=100,000円
持っているドル資産の価値が
上がったことになります。

逆に、ドルを円に換えた人は
10万円、損したことになります。

この変化の大きな原因は
各国政府のとった金融政策ですが
その政策の動機は
コロナ禍の経済不振への対応が
主なものでしょう。


では、コロナが収束すれば
元の経済、元の世界に戻るかというと
もうそれはありません。

コロナ禍仕様になって
どんどん走りだしているからです。

先月末には
円は115円にまで値下がりしました。
4年8か月ぶりだそうです。

物価高騰、インフレが
待ち受けていると予想できます。

私のような
経済に疎く、金融や投資のことも
よくわかっていない者でも
世界の経済の流れが変わる足音が
聞こえています。

コロナで海外との往来が
一般には途絶えている状況で
なんとなく鎖国的ムード。


日本は日本、という雰囲気にいますが
モノやお金は海を越えて行き来し
経済は世界とつながっています。

こんなことを感じ
世界の目線でお金のこと
経済のことをしっかり自分の目で
見ていこうと思いました。

日本と海外では
同じものに対する肌感覚が
ことなるものも少なくありません。

たとえば日本では
暗号通貨はいまだ
多くの人にとってなんとなく怪しいもの
危ないもの
素人が手を出さない方がいいもの
のような空気がマジョリティです。

でも、海外に目を向けると
エルサルバトルでは
ビットコインを国の通貨として採用する法案が通りました。

怪しい、あぶない、という認識なら
法定通貨にその国が採用することはないでしょう。

もし日本でも
ビットコインが急に円と同じ
国の通貨になったらどうでしょう?

いますぐにではないにしろ
絶対にありえない
とは言い切れない気がします。

今の自分には想像が追いつかない未来に備えて情報を取るなら
海外の動きに目をむけないと
日本のニュースだけでは
偏った意見が知らず知らずに刷り込まれてしまいます。

たとえば海外ニュースサイトの
ツイッターをフォローする、
といったような小さなところからでも
始めてみると
少なくとも以前とはちがうな、
という感覚をキャッチできると思います。

お読みいただきありがとうございました。

栗宇 美帆

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