関西弁の方に朗報?!です。
「なんしか」という言葉。
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こんな風に使われます。
「なんしか、言ってはった」
「なんしか、分からん」
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これ上と下で意味が微妙に違う。
上は「何か言ってた」ってことで、言ったことが「ある」状況。
下は「ぜんぜん分からなかった」で、分かったことが「ない」状況。
(関西弁ネイティブじゃないのでちがってたらゴメンやけど)
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これがまあなんと
英語のsomeとanyと同じ関係。
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someとanyは英語を勉強する人にとってこんがらかりやすい単語です。特にany。
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someもanyも特定できないけれどいくつか、いくらか、なんらかの数を示したい時に使います。
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で、ですね。
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someはいくらか「ある」ときに使い
anyはぜんぜん「ない」ときに使うのです。
There are some people.
これは「何人か人がいる」
There are not any person.
こちらは「人が誰もいない」
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anyは否定語といっしょではないと
「どれでも」
「どんなものでも」
「なんでもいいからなんらかの」
というオールオッケー
インクルーシブなものがあることを示します。
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でもそれが否定語と組み合わされると
「どんなものもない」
ってことになるので
「ぜんぜんない」になるのです。
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ここ「なんしか」と同じではないですか!
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「なんしか」を日々使う方で
anyがわからなくなっちゃたら
なんしかを思い出してほしい。
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ね、なんしかを知ってる人は
なんて有利なんでしょ。
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マニアックな英語ミニ知識でした~~
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