人生の転機となる英語

スティーブ・ジョブズのスピーチの中で有名な「点」のエピソードがあります。

彼は、大学を中退した後、そのまま大学のカリグラフィー(英語のお習字みたいなもの)のクラスに出席し続けました。

そのときはそれがなんの役にたつのかなどはまったく分からないまま、興味に従って本来の専門分野ではないその授業に出ていました。

のちにそこで得た知識が、マックをマックたらしめる、美しいフォントの土台となっていきます。

彼はこのエピソードで「将来を予想してをつなぐことはできない。 後に人生を振り返った時にしか、点と点をつなぐことはできない。 今やっていること(点)が、いずれ意味をなす(点と点がつながる)と信じて取り組みなさい。」ということを伝えています。

英語を学ぼうと思う人は、なにかのために、と目標がはっきりしている人もいるでしょうが、なぜかわからないけれど英語を学びたいと思う人もいるでしょう。

今の自分には必要ないから、苦手だから、できないところを晒すのはカッコ悪いから、お金・時間がないから。。。そういう理由で、なぜか英語が気になる、という想いをつぶしてしまうのは、点を消してしまうことかもしれません。

英語がぺらぺらになる必要さえ、ないかもしれません。英語の学習の中で出会った言葉が将来の重要なヒントになるかもしれないし、ライティングで書くことではじめて自分の深い想いに気づき、その後の道が決まるのかもしれません。

私も、子どもの頃はなぜか、日本の文学ではなく海外の翻訳ものばかりを好んで読んでいました。将来、翻訳家になるためではありません。ただそれに惹かれたからです。

でもその体験が、欧米の文化や歴史の背景を知ることにつながっており、翻訳をしたり、英語を教えるうえで大きな点となっています。

英語という存在が気になるのであれば、とにかく触れてみてほしいのです。

それが将来の人生の一点になる機会を手に入れてほしいのです。

45分無料オンラインで英語学習のご相談、ご自身の英語との関係を知るセッション、随時行っております。

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英語でネイティブと話すのが楽になるマインド設定

今日からFacebookで
英語の学習のヒントになるような
ショートライブをしていくことにしました。
 
 
せっかくなので
ブログでも同じ内容を
文字でシェアしようと思います。
 
今日の内容は
ネイティブと話すときの気おくれを
楽にする考え方です。

ネイティブを目の前にして
いざ英語を話そうとすると

発音大丈夫かしら
伝わるかしら
下手な英語で笑われないかしら

などといろーんな
ざわざわが浮かんで
言葉をひっこめてしまったことありませんか?

私はこういう感情を
山盛りもっていました。

翻訳会社でネイティブと同僚だったときでさえも。

でも仕事以外で知り合った
日本に住む外国の方と話していて思ったのです。

その人たちが一生懸命
日本語で話そうとしているのを見て。

聞いている側の私たちは
ものすごーく優しい気持ちで
ものすごーく応援しながら
聞いているなってことに。

だって、むこうはがんばって
私たちの国言葉を話して
交流しようとしているのです。

母語の側の私たちとしては
サポートして当然です。

がんばって日本語を話して
すごいね!って思います。

だから
逆だってそうであって不思議ではないんじゃないか?

直接確かめたことはありません。

でもアメリカに住んでいた時
友達になってくれた隣人たちも
親身に私の英語を理解しようと聞いてくれてました。

だから
きちんと話せなくていいのです。
完璧な英語なんて目指さなくていいのです。

あなたと同じ優しい気持ちを持つ人なら
きっと理解しようと聞いてくれます。

ちゃんとした英語しゃべれよ
なんて言ってきません。

そう思って
母語じゃないのに
相手にあわせて英語を話そうとしている自分
を誇らしく思ってください。

少し、気おくれが減りませんか?

~~~~~~~~~
音声はこちらから聞いていただけます。
Mippolynのワンポイント英語

お金の早期教育

NBCのツイッターを眺めていたら
世界一の投資家バフェットについての記事がありました。

それに対する私のリツイート

お金の教育は10代になるまで待つべきでない。バフェットは6歳で最初のビジネスをした。英語の早期教育にやっきになるより、お金の早期教育のほうが大事かも。 https://t.co/mrZdS1yYGo — みほ@英語戦略コーチ (@mihokoth) December 14, 2021

英語の早期すぎる教育は
母語が確立されずに理解力が発達しにくくなる
ケースがあるとも言われています。

それにくらべて、お金の教育にはその危険がない。

でも思えば多くの仮定で
おこづかいの基準がお手伝いしたらお駄賃
みたいな形にすることで
お金の教育と思っていたり

ひどい場合は
お年玉も全部親が回収
なんてこともあたりまえだったりします。

でも、お金、という存在が
子どもの頃から身近で、
自分に扱えるもので、
扱うことで成功したり失敗したりする経験を積んで
興味をもって知識を積極的に得ようとする。

小さいときからお金が自然と
身近に存在して
よく知ることのできる環境を与えることは
将来のためにとても大事って思います。

私も働かざるもの食うべからず
が基本精神で育ちました。

お金は好きなものに使わず
ためれば貯めるほど
褒められたり。

その結果
自分が楽しむために使うことに
罪悪感を感じるようになったり
楽して稼ぐなんてありえない、って思ったり。

そもそもお金って
特別なときしか手に入らない
なにかちょっと謎の
よくわからない存在になりました。

サラリーマン家庭で育ち
自分も会社勤め、
結婚した相手もサラリーマン。

自分でビジネスを始めるまで
本当の意味で
お金と向き合うことが
なく生きてきて
いかにお金のことを知らなかったか
知ろうとすらしていなかったかを
思い知りました。

お金がわけわからない存在に感じたり
不安を感じたりするのは
お金になじみがなかったり
親の不安が子どもに根付いてしまったり
するのが大きいと思います。

ありがたいことに
お金の知識は
大人になってからでも身に付きます。

海外の経済ニュースや
投資家のツイッターを眺めているだけでも
感覚が変わっていくのがわかります。

観察していると
動きどころがわかってきます。

大縄跳びに目をつぶって飛び込むのは無謀ですが
しばらく縄の回り方を見ていたら
いつ入ればいいかがわかってきます。

英語と経済この二つは
一石二鳥で身に付く
お得な学習テーマだなと思います。

【ワンポイント英語】「~しなければならない」という表現 (1) be supposed to

こんにちは。
世界と渡り合える英語発信力を身につける英語学習コーチの栗宇美帆です。

メルマガの記事に集中してしまって
ワンポイント英語が
ちょっとご無沙汰になってしまいました。


 
 
またおもしろい英語力アップのヒントを
お伝えしていきますね。

さて今日は
「~しなければならない」という意味の
be supposed to 動詞原形です。

~しなければならないと言えば
have to やmustを使えばいいんじゃない
って思うかもしれません。

たしかにhave to やmustは
しなければいけない、すべきだ
を表す助動詞で

I have to submit the report tomorrow.
(明日レポートを提出しなければいけないんだ)

というように使います。

この文のhave to の部分を
be supposed toに変えて
I am supposed to submit the report tomorrow.
という英文をつくることができます。

この文もやはり、
明日レポートを提出しなければいけないんだ
という日本語になります。

でも意味が微妙に違うのです。

何が違うかというと
have toやmustの場合
なんらかのルール、法律、約束など
その行動をとることが決められている
必要である、義務である場合に使います。

 
 
つまり例文でいうと
大学の課題のレポートなら
have to やmustの場合
その提出期限が明日で
それはルールとして
教授なり学校なりが
決めているということです。

いっぽう
be supposed toは
することになっている
すると思われている
というニュアンスです。


 
supposeという動詞は
~だと思う、推測する、仮定する
という意味です。

be supposed toはその受身形なので
~と思われているというのが
直接的な意味です。

 
have toやmustほどはっきりと
期限を決められているわけではないけれど
当然あした提出するよね、
と周りが思っている状況です。

 
 
大学のレポート提出なら
「周り」に相当するのは
教授や学校となるわけですが

「すると思っている」主体は
世間や社会、いわゆる「みんな」という
誰でもない場合も使えます。

もうひとつ例文を出しますね。

  1. I have to succeed the business.
    わたしはこの会社を継がなければならない。
  2. I’m supposed to succeed the business.
    わたしはこの会社を継ぐことになっている。

1.は生まれた宿命でや
家族や会社の事情など
外的な強制力があって
自分の意志とは関係なく
継がなければいけない、
という事情が見えます。

2.は
周りは継ぐと思っている、
といっているだけで
継がないという選択も
ありうる状況です。

  
 
ただ自分としては
そういうことになっているから
自分はやらなければいけない
という思いまで含めて
使われることが多い表現です。


 

他にやりたいことがあるのに
家業だから継がなくてはいけない
と思っている人が 
I’m supposed to succeed the business.
と言うと
それを聞いた友人が
You don’t have to.
(継がなくていいんじゃない)
と返す。

 
 
こんな会話
ありそうじゃないですか?

(have toの否定形は
「~してはいけない」
ではなく「しなくていい」)

  
~しなければならない
と言いたいとき
mustなのかhave toなのか
be supposed toなのか
はたまたshouldなのか

 

近いものを使えれば
より精度高く
伝えたいことが伝わります。

ではまた書きますね。

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【ワンポイント英語】元彼=橋の下の水?!

こんにちは。
世界と渡り合える英語発信力を身につける英語学習コーチの栗宇美帆です。



昨日、海外ドラマで面白い表現に会いました

こちら
water under the bridge


今さらもう過ぎたこと、という意味です。


ドラマでは、主人公の女の子が、
元カレにばったり会って
「今の自分は昔と違うことをわかってほしい」と
言われたときに使っていました。


You’re water under the bridge.
もうすぎたことよ




橋の下の川の水は流れているから
前の水はもうそこにはない、
元には戻らない、
そんなニュアンスかな


今日のワンポイント英語でした〰️

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自宅で海外の一流大学の講義を――Coursera

こんにちは。
世界と渡り合える英語発信力を身につける英語学習コーチの栗宇美帆です。

家にいる時間をいかに利用して自分を磨けるかが、コロナ後の立ち位置を変えそうですね。
 

世界の大学の講義をオンラインで、しかも無料で、受講できるcourseraをご存じですか?スタンフォード大学が始めた仕組みで、学位までとれちゃいます(学位はたしか有料)
 

ジャンルもコースも様々。使用言語は英語がメインなので、好きな分野を学びつつ英語のスキルアップも。
 

わたしも英語のスキルアップのためにいくつか受講しました。
 

難易度もいろいろあるし、ついていくのが大変てもオンラインだから恥ずかしくない!

 
日本の大学の講義もいくつかあるようです。

Courseraのサイトはこちら

【ワンポイント英語】クラッシュ違い

こんにちは。
世界と渡り合える英語発信力を身につける英語学習コーチの栗宇美帆です。

 
前回の【ワンポイント英語】で片思いはcrushと紹介しました。
  
 


アメリカにいたことのある友達から、
ご近所さんが「倒れ込んで爆睡してた」っていうのに
クラッシュっていう言葉を使っていたよ、
って教えてくれました。
   
 
そのクラッシュは別のクラッシュ。
  
crash なんです。
 
 
衝突する、つぶれる、崩壊する、墜落する
という意味でよく使われる動詞で、
寝る、酔いつぶれる、意識を失う、
という意味もあります。


寝落ちした、なんていう表現にも
使えそうですね。

crash


  
片思いのcrushは名詞で、
主な意味は粉砕です。
動詞だと押しつぶすという意味です。

crush



どちらもカタカナだとクラッシュで
crushもcrashも最終的に
「砕ける」をイメージさせるから
一つの単語かと思っちゃうけど
  
 
crashは動いていってぶつかって砕ける
crushは圧力をぐっとかけて砕く
  
 
粉々になる行程が違うんですね。
 

片思いをcrushというのは、
胸がしめつけられるから
なんでしょうかね
   
 
クラッシュには他に
clash (ガチャンとぶつかって音をたてる、またはその音そのもの)もあります。
   
 
こちらもぶつかるイメージ。
ただclashはどちらかというと
その音にフォーカスがある単語です。
 
 
Don’t be crushed by the difficulty of discriminating the difference among crush, crash and clash!

  

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英語とお金を同時に学ぶチャンス

こんにちは。
世界と渡り合える英語発信力を身につける英語学習コーチの栗宇美帆です。
 
 
今日は、英語の原書を読むリーディングのクラスの募集のお知らせです。
 

教材には、本田健さんの著書 “happy money” の英語版を使わせていただきます。
  

happy moneyは最初に英語で書き下ろされた本です。

日本語版は健さんがおっしゃっているように、この英語版の著者本人による翻訳です。
 

ですので、やはり原著は英語版ということで、健さんのアイデアがもっとも純粋に語られているのは英語版です。
 

外国語での読書は、母語で読むより解釈が深くなります。
 

文章を読むために、ひとつひとつの言葉がなぜ選ばれたのか、なぜその位置にその形で置かれたのか、一緒に使われていることばとどんな関係があるのか、といったことを追って解読するからです。
 

それは、著者がその本を書いていたときの思考の流れを追跡するような面白さと、ときには、その思考の源とことばを超えて繋がる感動をもたらします。
 

そんなふうな深い読書体験をするなら、深く知りたい内容がいい。
 

いま、このコロナ禍のなか、お金との関係に不安を感じやすくなっている方は少なくないと思います。
 

happy moneyを今読むことできっと、今わたしたちがお金とどうつきあったらよいのかのヒントが見えてくるのではないでしょうか。
  

英語を学びながらお金についてのEQ もあがっちゃう、そんな一石二鳥の学びの時間です。
 

プログラムは2回のレッスンで構成されます。回をおうごとに、読み進めていく形です。1回だけでも、また2回目からでも、参加していただけます。
 

1冊を2回で読むのは不可能ですので、こちらで読む箇所を事前に決めてお知らせします。
 

この「ハッピーマネーで英語を読む力をあげるグループレッスン」で得られること
・英語長文を読みこなすコツ
・音読を使ったリスニング力アップのポイント
・読む速さを上げるトレーニング
・お金についての学び
 

少人数のZOOM講座です。
英語スキルのレベルは問いません。
お気軽にご参加ください  
日程:4/18, 25の土曜日

 
詳細、お申込はこちらをクリックしてください。

ハッピーマネーで英語を読む力をあげるグループレッスン

不安なときは「いまここ」に戻る

こんにちは。
世界と渡り合える英語発信力を身につける英語学習コーチの栗宇美帆です。

緊急事態宣言がまもなく発表されますね。
 
さきの見えない不安がうずまき、どんなに冷静な人でもまったく静かな状態でいることはなかなか難しいと思います。
 
不安なときというのは、未来について心配をしているときです。
 
未来というのは未知なことなので、これまでの経験や学んだ知恵では対応できません。だから、脳が生き延びるために警報を発しているのが不安です。
 
不安じたいはですので、悪者ではないのです。ただ、不安で動けなくなってしまったり、こわくてこわくてなにも考えられなくなってしまうのも困ります。
 
そういうときは、未来ではなく、いまこの瞬間に視点を戻すことが効き目があります。
 
普通の人には、コロナの問題を一瞬で解決することはできません。でもなにもできないわけでもないし、また、この時間がまったくの無駄というわけでもありません。
 
自分が幸せになるためにいま自分ができることはなにか、やりたいことはなにか。
 
自分の次の一歩は、自分で決めて実行できる唯一のことです。それをひとつずつ積み上げていけばよいのです。
 
今日は不安から「いまこの瞬間」にもどしてくれた言葉を紹介します。
 
今日の英語レッスンの教材に使ったことばです。
 
 
”試練から尻込みするのではなくそれを成長に使いましょう。私は今なにを学ばされているのか、なにから逃げようとしているのか、なにを怖れているのか、と自分に聞いてみてください。
そして、最後にかならず「次にとる小さなステップとして、やりたいと心引かれるものはなんだろう?」と聞くことも忘れずに。”
 
Instead of shrinking away from challenges, use them to grow. Ask yourself: What am I learning here? What am I running away from? What am I scared of?
 
But remember to bring it back to the question: What tiny next step do I feel drawn to take?
 
(Henri Junttila 著 Do What You LOVE より)
 
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英語とお金について学ぶ少人数グループレッスンの募集を開始しました。
 
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【ワンポイント英語】~せずにはいられない

こんにちは。
世界と渡り合える英語発信力を身につける英語学習コーチの栗宇美帆です。

個人的なことですが、
ついバランスをとろうとしてしまいます。

多数が一つの意見にふれると、反逆したくなる。
 
いまは、社会が批判的な方向と、脳天気な方向に極端に別れていて、感情的にも正しさ、厳格、怒りの一派と、癒し、許し、無感覚の両方に二極化している。
 
そうなると今度は無意識に中庸をとりたくなる。
 
でもバランスをとろうすることはそれもやはり、なにかに偏っていたり、極端なことをよしとしていないってことで、巻き込まれているなあって思う。
 
巻き込まれてる自分もOK,批判も許しもOK。それでいいかな。
 
ちなみに、balanceという動詞は、釣り合わす、相殺する、並行を保たせる、という意味で、要はこの動詞ひとつで「バランスをとる」という意味で使えます。
 
さて【ワンポイント英語】 
I can’t help trying to balance two opposing sides.
(二つの対立する側のバランスをついとろうとしてしまう)
  
can’t help ~ingは、~せずにいられない、という意味です。

I can’t help falling in love with you というプレスリーの名曲があります。私はコリー・ハートのカバーがめちゃくちゃ好きです。

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