【マニアックな言葉の話 fatherとちちは違う?!】

外国語と日本語では、まったく同じものをさす単語は少ないです。

辞書に出ている訳は、「しいていうなら」という前提があっての解釈だと思っています。

でも全く同じものを指しているものもあります。
たとえば父や母。一人の子を産みだすことになった男女のペアの男性側を父、fatherというし、女性側を母、motherというから同じものを指しています。

でもfatherということばそのものと、父という言葉そのものが表す意味は同じじゃないかも。父親というポジションを英語はどうとらえ、日本語はどうとらえているのか。それが語源からわかる気がして調べてみましたた。

father:
もとはラテン語のpater。意味は養う人

ちち:
男子に対する敬称の「ち」を重ねたもの。ちの語源は威力のある存在から心霊を称える「ち(霊)」の意味が有力とされている。

漢字の父:
手に斧をもっているのを示す象形文字。狩りに行って獲物をとる男性の姿。


fatherと父は父親を家族を養う人と定義づけているのがわかります。でも日本語の「ちち」にはその意味がない。

ということは、「ちち」という言葉が生まれたころの日本では、父親に養う人のイメージがなかったのかもしれない。

母も調べてみたのだけれど、父ほど明確な語源の説明が今のところ見つかりませんでした。父よりもっと古い、混とんとした言葉なのかもしれない予感がします。

こうして語源の沼にはまるのだ。

投稿者:

eigogakushucoachmihokuriu

翻訳家、エグゼクティブ英語コーチ、プロ翻訳者養成スクール講師
自宅で留学並みの英語トレーニングを留学@ホームメソッドを使って教えます。日本に居ながら英語力を上げなければならないあなたのために、最速90日で喋れるようにするガチンコ英語コーチング
 
翻訳書:
『人生を大きくジャンプさせるワクワクの見つけ方』
『「考える」より「感じる」を大切にすることが幸せへの近道』
『仕事で、個人で、目標を達成するためのカベの超え方』
『あなたの考えは、あなたをだます』
 
大学卒業後、一般企業に就職、結婚。米国ニューヨークへの家族の赴任に同行、子育てに専念するも、幼稚園や学校、近隣住民とのコミュニケーションで決定的に英語力が足りないことを痛感しつつ帰国。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロで見慣れた風景が一気に崩壊するショックを味わう。
 
   このショックから異なる文化を繋ぐために自分にできることは何かを考え、幼い頃の夢だった翻訳という答えが雷のように降ってくる。
 
留学経験もなく、英文科専攻でもなかった一般の英語力から、 日本で学習し英検1級とトイック900点レベルに。

その間、翻訳学校に通い8年かけて翻訳会社の社内翻訳者になり、実務翻訳者として現在7年目。
  
その後出版翻訳の分野へも活動を広げ、2015~16年の1年間で4冊の本を翻訳。    
コーチングメソッドを駆使し、ただの英語学習ではなくその人の目的や価値観に基づいたものをカスタマイズして提供。その人の本質と一致した真の目的を明確化し、それに沿った学習を進めることで、英語の苦手意識をなくし、スムーズな英語習得を促す学習法を個人セッションにて提供中。英語初心者から上級者まで大変好評をいただき、リピート受講者続出。     

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