中学英語もできませんでした

翻訳家になろうと決めて最初にしたことは、習い事雑誌ケイコとマナブで目に留まった翻訳スクールに入学申し込みをすることでした。ㅤ

アメリカに4年半住んで、買い物や幼稚園の先生との挨拶や、自分の趣味のJAZダンスの教室も、困ることなく暮らせていたから、そこそこ英語はできるだろうと思っていたのです。

ところが。ㅤ

クラス分けのテストを受けたら、翻訳クラスになど到底いれてもらえない、英語の基礎を学ぶクラスの4段階の下から2番目のクラスでした。

初めての授業の日、先生にさされ、テキストの1段落分を音読して口頭で訳すように言われました。

しかし、シンプルな単語しか並んでいないのに、まったく意味が取れなくて、ただただ文の文字を見つめて立ち尽くしていました。

先生に「栗宇さん、これは中学で習う英語ですよ」と。

そんなところからの英語人生のスタートでした。そんな私でも、出版翻訳をし、英語を教えています。そんな私だから、わからない、できない、が分かります。

翻訳クラスでは、英文科卒や留学経験のあるクラスメイトがまぶしくて、劣等感まみれでした。だから私は、「人と同じように頑張る」以外の方法を探し始めました。

今は、できなかった私だったから階段の登り方が分かるんだと思えます。

「中学英語もちゃんと分かっていない」

「こんなこと、今さら聞いていいのかな」

そんなところからでも、大丈夫。だって私も、そこから始めたから。

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NYの先生に教わった、日本人が損をする「一言」

ニューヨークに住んでいた頃、ESL(英語を母国語としない人のための英語を学ぶクラス)に通っていました。
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そこの先生に指摘された言葉が、日本語と英語のちがいを教えてくれた、私にとって忘れられないひとことでした。
ㅤ
それは
「日本人は、”I think…”(〜だと思う)を言いすぎ」
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私たち日本人は無意識に「和」を尊重します。強く主張して対話の輪をいびつにしたくない。
ㅤ
また謙虚さが美徳なので、自分ごときが真理を知っているかのように言い切るなんて……。
ㅤ
そんなマインドが、語尾の「だと思います」として現れてしまう。
ㅤ
でも、英語圏の文化背景は全く違います。そこで尊重されるのは、「自立し成熟した個人」であること。
ㅤ
自分の意見をはっきり言い切れない人は、謙虚なのではなく「未成熟」だとみなされてしまう。
ㅤ
日本語文化でしか育ってこなかったわたしには厳しい現実を、突きつけられた瞬間でした。
ㅤ
実は、英語と日本語では「対話の成立における責任」が真逆なのです。
ㅤ
●日本語:聞く側に責任がある。
(「行間を読む」という言葉通り、察する文化)
●英語:伝える側に責任がある。
(具体的、簡潔で誤解を極力生まない構成)
ㅤ
真逆のモードで対話が構築されているので、日本語モードのまま話すと英語モードの聞き手には
「ぼんやりした人だな」「意見がないな」と
キャッチされてしまうのです。
ㅤ
実績を並べるだけの自己紹介なら、この心配はないでしょう。でも、専門家として立ち、世界から意見を求められたとき、「〜と思う」を挟まずに会話できるマインドに切り替えられるか。
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これは、英語力以上にメンタルを含めたトレーニングが必要です。
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言葉が変われば、セルフイメージが変わり、世界から届く視線が変わります。
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関西弁ネイティブに朗報。英語学習に有利な関西弁

関西弁の方に朗報?!です。

「なんしか」という言葉。

ㅤ

こんな風に使われます。

「なんしか、言ってはった」

「なんしか、分からん」

ㅤ

これ上と下で意味が微妙に違う。

上は「何か言ってた」ってことで、言ったことが「ある」状況。

下は「ぜんぜん分からなかった」で、分かったことが「ない」状況。

(関西弁ネイティブじゃないのでちがってたらゴメンやけど)

ㅤ

これがまあなんと

英語のsomeとanyと同じ関係。

ㅤ

someとanyは英語を勉強する人にとってこんがらかりやすい単語です。特にany。

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someもanyも特定できないけれどいくつか、いくらか、なんらかの数を示したい時に使います。

ㅤ

で、ですね。

ㅤ

someはいくらか「ある」ときに使い

anyはぜんぜん「ない」ときに使うのです。

There are some people.

これは「何人か人がいる」

There are not any person.

こちらは「人が誰もいない」

ㅤ

anyは否定語といっしょではないと

「どれでも」

「どんなものでも」

「なんでもいいからなんらかの」

というオールオッケー

インクルーシブなものがあることを示します。

ㅤ

でもそれが否定語と組み合わされると

「どんなものもない」

ってことになるので

「ぜんぜんない」になるのです。

ㅤ

ここ「なんしか」と同じではないですか!

ㅤ

「なんしか」を日々使う方で

anyがわからなくなっちゃたら

なんしかを思い出してほしい。

ㅤ

ね、なんしかを知ってる人は

なんて有利なんでしょ。

ㅤ

マニアックな英語ミニ知識でした~~

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がんばっても英語のヒヤリング力が上がらないならこれやって

英語のヒアリング力を上げようと
英語の音声を頑張って聞いてませんか?


なのに成果が出なくて
嫌になっちゃってる人に
長年英語コーチをしてきて
私が発見した秘密を教えます。
ㅤ
ㅤ
実は耳じゃなくて
口を鍛えることが
音が聞こえるようになる
近道です!

ㅤㅤ
ㅤ
英語耳は
聞いて育てるのではなく
口で育てるもの。
ㅤ
ㅤ
それはカタカナ発音を
治すってことではない。
ㅤ
ㅤ
日本語発音の
OSになっている口を
英語発音のOSに
変えるってこと。
ㅤ
ㅤ
日本語と英語って
発音する前の口の状態が
そもそも違っているのです。
ㅤ
ㅤ
これを身体に入れないと
脳が音を認識できない。
ㅤ
ㅤ
このことは
何人もの生徒さんの
リスニングレッスンをしながら
発見しました。
ㅤ
ㅤ
日本語発音のOSを
英語発音のOSに上書きして
ヒアリング力をあげる
トレーニングが必要なのです。
ㅤ
ㅤ
このトレーニングを受けた
生徒さんはみんな
最初のうちは
口が痛いとか
頭の後ろがつるとか
いろんな感想をくれる。
ㅤ
ㅤ
でもだんだん慣れて
ある日気づくと
ニュースが聞けるようになってました
とか


Youtube動画を字幕なしで
見れるようになってました
とか報告くれます。
ㅤ
ㅤ
英語耳は口で育てるもの。
ㅤ
ㅤ
大事だからもう一回いっときます。
ㅤ
ㅤ
英語耳は口で育てるもの
ㅤ
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英語に才能はいらない

英語の才能がない、
っていう人が
ちょいちょいいるんだけど
英語に才能はいらない。
日本語に才能がいらないように。
ㅤ
文才のある作家になりたい
とかなら話は別だけど
英語そのものを使うために
才能はいらない。
 
文才なくても
日本語使っている人は
日本語使えているわけで。
ㅤ
ただ自分にあった
外国語の学習の仕方を
知らないから
「こんなに努力したのに」
っていう結果に終わってる。

誰にでも共通のポイントは
ㅤ
1.圧倒的に時間を使っていない。
ㅤ
筋トレと一緒なので
地道に継続して
脳の中に英語を使える場所が
できあがっていくわけで。
ㅤ
数ヶ月で日本語と同じぐらい
自由に話せるように
なることはない。
ㅤ
2.アウトプットしてない
ㅤ
英語は
脳の運動野とつながっているので
インプットだけでは上達しません。
ㅤ
自分の身体を
使ってあげないとみにつかない。
ㅤ
幼児が話しだす時期が遅いと
親たちが心配するのは
親も無意識に
話すというアウトプットが
聞くもできているという
総合的な言語発達のしくみをわかってるから。
ㅤ
大人も同じで
アウトプットしないと
インプットしたことは定着しない。

どんな学習法やツールが合っているかの情報を発信しています。
ㅤ

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Chat GPTにできない英文添削

先日、英語のレッスンの生徒さんが、自分が抱えていたもやもやが解消されてスッキリしました、とおっしゃったことがありました。

そのもやもやは、英語に関することではなく家族関係について感じていたもので、それが英語レッスンで解消された、というのです。

実はこういうことは珍しいことでなく、自分の思いを日本語と英語で行ったり来たりする英文ライティングをすると、二次的効果としてよく現れます。

それは日本語を母国語とする私たちは、普段自分が使う日本語を深く考えません。他人の日本語には少しは注意を向けることはあります。聞いたり読んだりした言葉の意味がよく分からない時、その人の文章の構成や言葉の選び方の特徴を拾い、何を言わんとするかを一生懸命理解しようとするからです。

ところが、自分の使う言葉というのは、なかなかそこまでの注意は向きません。自分が何を言おうとしているかは分かっているので、自分がそれを表現したときに分かりにくいのかそうでないのかも気づきにくいし、どんな言葉、文章構成で話すのか客観的に意識するのはもっと難しいものです。

その自分の言葉への理解の曖昧さが、心のもやもやにつながっていたりします。

自分の中ではA⇒B⇒Cという流れで納得しているはずのこと。でもなぜか、このCという結論がすっきり来ない、こんなことってよくありませんか?

今回のこのすっきりしたとおっしゃった生徒さんも同様で、A⇒B⇒Cという流れを英語で書きながら、言いたいこと、感じていることがどうも文に現れていない気がしていたそうです。

その方の英文の元として書いた日本語がこちらです。ご本人の許可を得たので引用させていただきます。

①父が亡くなって以来、兄と関わり合う機会が増えています。

②私が兄と話し、そして兄が私にぶっきらぼうな態度をとる度に、ただの会話をしているにも関わらず、兄と私、お互いに理解し合えないだろうと思う私の考えで、空虚感を感じます。

③それから、しばしば空虚感になる理由を探した時、「逆エンパス」という言葉をインターネットで見つけました。

④逆エンパスの人の典型的な特質は、困難な事がある人を見たら、損得なしにその人を助けたいという考えを持っていると、いうことです。

⑤私の子供の頃からの過去の経験を基に様々な感情と逆エンパスの他の特徴を照らし合わせてみると、その特徴のほとんどが、私に当てはまります。

⑥私が気にしていた特徴は、長所にも短所にもなることに気づきました。

⑦長所と短所を認識し、利用する事で、不可能な事はなく、私がやりたい事どんな事でも達成できると思います。

逆エンパスという性質があるのだということを、私はこの時初めて知ったのですが、それは今回は横においておいて。

この日記の流れを要約すると
1.お兄さんと話すと空虚感を感じる
2.その理由を調べると「逆エンパス」という言葉に出会った
3.逆エンパスの特徴が自分にほぼすべて当てはまった
4.この自分の逆エンパスの特徴は短所でもあり長所だと気づいた
この4点に絞れます。

この流れの中に分断があることに気づきますか?

この方が本当に言いたかったのは、お兄さんとの会話で空虚感を感じるのは、自分がなにか足りないからではなく、他人を助けたいと思ってしまうエンパスの特徴からそれを拒否されたように感じたからだった、ということでした。

ここが言語になっていないため、本人もこの分断部分にもやもやしていたのです。

参考のため、上記で引用した日記の④と⑤と⑥の英訳をあげます。

④The typical trait of reverse empaths is to have the thought that they want to help someone, without regard to profit, when they see him/her having difficulties.
(逆エンパスの人の典型的な特質は、困難な事がある人を見たら、損得なしにその人を助けたいという考えを持っていると、いうことです。)

⑤Comparing other traits of reverse empaths with various feelings I have had since my childhood, most of them are true of me.
(私の子供の頃からの過去の経験を基に様々な感情と逆エンパスの他の特徴を照らし合わせてみると、その特徴のほとんどが、私に当てはまります。)

⑥ I realized that my characteristics, which I have been worried about, could be both strengths and weaknesses.
(私が気にしていた特徴は、長所にも短所にもなることに気づきました。)

英語を読みなれた人なら、兄の話から逆エンパスの特徴に続けた結果、関係のない逆エンパスの長所短所に飛んでいるところに気づくと思います。

そこでこの英語を添削したさいにこの一文を加えました。

I realized that this is why I feel empty when I talk with my brother. His attitude makes me feel rejected.
意味:これ(逆エンパスの特徴)が兄と話すと空虚感を感じる理由だと分かりました。彼の態度から私は拒否されたように感じるのです。

レッスン中にこの追加された部分を見て、この方が「すっきりした」とおっしゃったのです。

感じていることを表現しきれていないときというのは、実はその感じていることを自分が理解していないことが多いです。

何を感じているのかをキャッチしてあげていないから、自分が自分に理解してもらえてないような気がするのです。

英語にそれをしてみる作業をすると、そのことに気づけます。そして今回のように第三者によって、どこが表現しきれていないのか、どこを自分が拾えていないのかに光を当てると、握りしめて自分を悩ませていた思考が昇華され手放すことができます。

ただしこの添削はChat GPTや翻訳機械にはできません。これらは提示された日本語を英文に訳すことはできても、日本語に表しきれない思いをくみ取って本意を文に加えることは、人の心を持たないかぎり不可能です。

英語はただのツールです。しかし、使い方によってただ右から左へ用事だけを伝えるツールから、心に光を当てる癒しのツールにまでなる。

英語と真逆の性質をもつ日本語を母語とするからこそ、この二言語を深く学ぶことは自分を知り、人生や生命や魂といった真理にふれることにもなるのです。

英語脳のつくりかた:効果的な英語学習方法 (2) 英語脳を育てるには負荷が必要

前回の記事では、「英語脳とはなにか」と「英語脳ができる仕組み」について書きました。

今日はその仕組みにしたがって、英語脳を脳の中につくるのに何が必要かを書いていきます。

英語脳を育てるのに必要な負荷とは

英語脳を育てるのは筋トレと同じしくみです。

トレーニングという負荷をかけると、筋肉なら負荷のかかった場所が発達します。

脳の場合、言語を扱うための場所が決まっていて、そこに負荷となる刺激を与えると筋肉ではなく神経回路が発達します。

じゃあ英語脳をつくるための負荷はなんなのか。

けっきょく、英語にたくさん触れることです。

必要な負荷の量は?

具体的には、日本の平均的な社会人がビジネスレベルの英語力をつけるために必要な負荷は、1600~2000時間だそうです。

これを日割り計算すると

2時間の勉強を毎日2年半、となります。

けっこうな量ですし、時間もかかります。

でも負荷とならない学び方は血流が増えないため、やっても効果がないか、長い時間がかかってしまいます。

人間の脳の学習の仕組みを模したAIのディープラーニング

AIだって回路(ニューラルネットワーク)を構築するには、たくさんのデータを入れ、分類したり判断したりするための法則をひとつひとつ関係性を学ぶ必要があります。

だから人間の脳がそれをすっとばして、負荷をかけずに習得が可能なはずはないのです。逆に十分な負荷をかければ、それは構築されるということ。

人は1万時間のトレーニングがあれば、プロ級になれるという統計があります。

気が遠くなるような話です。

でもやればできるようになるという確かなことでもあります。

とはいえ、大変はたいへん。

大変だから途中で十分な負荷がかかるまえに、挫折してしまうわけです。

でも、英語のレッスンをしているうちに、効率悪いトレーニングに時間をかけている人が多いことを発見しました。同じ負荷でも、人によってよく効くものとそうでないものが違うのです。

自分にはあまり効かないものをやっていては、しんどいうえに嫌にもなってきます。

自分によく効く方法はどうやって見つけるのか。

次回はその方法を解説をします。

英語脳のつくりかた:効果的な英語学習方法 (1)

英語脳とは

英語脳って聞いたことありますか?

英語脳というのは造語なので、人によって定義がちがいます。日本語で考えてそれを翻訳して英語としてアウトプットするのではなく、考えるところから英語でするのを英語脳という人が多いです。

それができるのも、脳の中に日本語とは別に、英語を専用に処理する場所が発達しているから。

この記事では英語脳を発達させる仕組みを解説します。

英語脳がつくられるメカニズム

英語を専用に処理する場所を「英語野」と専門用語ではいいます。

英語を流暢に話す人はこの英語野が日本語野とは別にできあがっているわけです。

逆にこれがない場合、英語を聞いても日本語野で処理しようとするため、理解できません。

じゃあこの英語野、どうしたら作ることができるのでしょうか。

英語野を育てるトレーニング

人の身体はどこも同じ。脳に英語野をつくるには、筋肉と同様にトレーニングして血流をそこに送り込むことが必要です。

腕の筋肉を鍛えるなら腕に負荷をかけて筋トレしますね。

英語野を鍛えるなら、脳に負荷をかけてトレーニングするのです。負荷は脳への刺激です。

そしてなにが刺激かと言うと、英語を読む聞く書く話す、これをするしかありません。これを負荷がかかるようにすることで、血流が増えます。情報を処理できるように、脳の神経回路が発達していき、それが英語野となります。

だから負荷をかけずに英語ができるようになる、ということは脳の構造上ありえないといえます。

まとめ

英語脳を発達させるためには、結局、英語をインプット&アウトプットが必要です。

読む、聞く、書く、話す、この4つを取り入れ、積極的に英語に触れることで、あなたの脳は徐々に英語を処理する新たな能力を獲得していきます。

次回は、どのぐらいの負荷が必要なのか、について書きます。


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人生の転機となる英語

スティーブ・ジョブズのスピーチの中で有名な「点」のエピソードがあります。

彼は、大学を中退した後、そのまま大学のカリグラフィー(英語のお習字みたいなもの)のクラスに出席し続けました。

そのときはそれがなんの役にたつのかなどはまったく分からないまま、興味に従って本来の専門分野ではないその授業に出ていました。

のちにそこで得た知識が、マックをマックたらしめる、美しいフォントの土台となっていきます。

彼はこのエピソードで「将来を予想して点と点をつなぐことはできない。 後に人生を振り返った時にしか、点と点をつなぐことはできない。 今やっていること(点)が、いずれ意味をなす(点と点がつながる)と信じて取り組みなさい。」ということを伝えています。

英語を学ぼうと思う人は、なにかのために、と目標がはっきりしている人もいるでしょうが、なぜかわからないけれど英語を学びたいと思う人もいるでしょう。

今の自分には必要ないから、苦手だから、できないところを晒すのはカッコ悪いから、お金・時間がないから。。。そういう理由で、なぜか英語が気になる、という想いをつぶしてしまうのは、点を消してしまうことかもしれません。

英語がぺらぺらになる必要さえ、ないかもしれません。英語の学習の中で出会った言葉が将来の重要なヒントになるかもしれないし、ライティングで書くことではじめて自分の深い想いに気づき、その後の道が決まるのかもしれません。

私も、子どもの頃はなぜか、日本の文学ではなく海外の翻訳ものばかりを好んで読んでいました。将来、翻訳家になるためではありません。ただそれに惹かれたからです。

でもその体験が、欧米の文化や歴史の背景を知ることにつながっており、翻訳をしたり、英語を教えるうえで大きな点となっています。

英語という存在が気になるのであれば、とにかく触れてみてほしいのです。

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点当たり前すぎて説明されない英語学習のド基本3点

英語がなかなか上達しない、とくに文法が苦手という人は、この英語のド基本の3ポイントを理解していないからかも。

  1. 同じ品詞どうしは基本的に並べることはできない
  2. 文型を無視した文はありえない
  3. 時制を制するものは英語を制する

この3点です。多くの人が意識からはずれがちのものから並べました。なので説明はピンときやすい3からすすめますね。

3の時制は、大事そうだなあというのはお気づきになっている方は多いでしょう。テストにもたくさんでるしね。

時制というのはある意味、日本語と決定的に違う世界観を表す要素です。なぜこの動詞が過去形なのか、現在形なのか、その時制の形だけで、日本語で説明すると1文になってしまうようなことが説明できてしまうほど、そこでその時制が使われる理由が明確なのです。日本語はかなり時制はあいまいです。

2の文型。これも英語の参考書や教科書の最初に出てくるので、なんか重要なんだろうなあ、とは思うけれど、授業でもさほど時間を割かないので、なんとなーく言葉だけ覚えてる、っていう人が多いのでは。

でも、英語の文は10個にみたない文型のどれかに必ずあてはまります。当てはまらない場合でも、省略されていたりひっくりかえっていたりしているだけで、かならず絶対に文型にそって出来ているのです。

しかもその数は大基本が5個、そこに2~3個派生したものがあるだけ。

どんなに長い複雑な文章でも、文型を見抜ければ読み解くことができるし、複雑なアイデアでも文型がわかっていれば、長くも短くも自由にかたることができるのです。

最後に1

これを忘れちゃってる人、ていうか、そもそも知らない人が驚くほど多い。

でもこれが英語の底辺の大基本です。この性質があるから、他のすべての文法がそれにあわせてでき上がっているといっても過言ではありません。

品詞というのは、名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞などなどです。単語の種類を表します。

英語では一つの文の中で、名詞と名詞がなんのつなぎもなく並ぶことは原則ありません。

つまり

I you go to school.  

こんな風にIという代名詞とyouという代名詞がandというつなぎなしに並ぶことはできないのです。

I go to school.はだいじょうぶ。goは動詞だからです。

でも
I have see the bird. は、今度はhave とseeの動詞が並んでいるのでNGなのです。

並べたかったらandなどの接続詞を使うなど、なにかしら手段をとらなければなりません。

難しい文法の項目の前に、まずこの3つを徹底的に叩き込む。これが木の幹です。どんなに他のことを勉強してもこの3つがいい加減だと、ペラペラにはなりませんし、せっかく難しい表現をつかってもちぐはぐな英語になってしまいます。

逆にこの3つをおさえれば、簡単でシンプルな英語で十分伝えていくことができます。