その英語、本当にネイティブに伝わってる?

年末年始、
動画配信サービスを見ていて、
なんとなく引っかかる英語がありました。

All to brighten the world

日本の大企業の広告で、
かなりの頻度で目にしたキャッチフレーズです。

理由ははっきりしていて、
この英語には
意味文法の両方で
少し無理があります。


「All」って、何のこと?

「すべて」というニュアンスを出したくて
All を使ったのだと思います。

でも All は、
何の「すべて」なのかが
はっきりしていないと使えない言葉

このフレーズを見ると、
つい考えてしまいます。

人のこと?
行動のこと?
商品?
それとも考え方?

ここが見えないと、
読み手は一瞬、立ち止まります。


文法もちょっと苦しい

All to brighten the world

英語では、
All のすぐ後ろに
to不定詞 を置く言い方はありません。

キャッチフレーズだから
削りに削った結果だとは思いますが、
それでも「ん?」とはなります。


日本語を見て、納得

気になって公式サイトを見てみると、
元になっている日本語は

すべては世界を明るくするために

なるほど、と思いました。

この日本語も
「すべて」が何を指しているのかは
やっぱりはっきりしていません。


英語がぼんやりする理由

日本語が曖昧なまま
英語にして、
さらに短くまとめる。

そうすると、
意味は伝わるような気もするけれど、
読み手の想像力に頼る表現になります。

英語が原因というより、
出発点の日本語の問題ですね。


英語の前に考えたいこと

英語で理念やメッセージを出すとき、
大事なのは
「正しい英語」よりも
何を伝えたいのかを
日本語で言い切れているか

そこが曖昧だと、
英語にした瞬間に
違和感として表に出ます。

このキャッチフレーズは、
その典型例だと感じました。

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ネイティブとの英語トレーニングに最適なタイミング

英語を話せるようになりたい

これは英語のお悩みのトップです。

英語を話すことに慣れれば
スラスラと英語が口をついて出てくるはず。

だから英会話スクールや
オンラインでネイティブと会話できるサービスに
申し込んだりしますよね。

ところがこのやり方で
効果が出る人と出ない人がいるのです。

効果が出ない人というのは
ネイティブスピーカーを目の前にして
いいたいことを英語で
どういえばいいかが
わからない人です。

さらになんとか単語をつなげて発したとしても
それで相手が理解したかどうかも
わからない、確かめられない人。

相手はこちらが発した単語をヒントに
理解しようとはしてくれるでしょう。

こういうことか?
それとも
あういうことか?

ちがうんだよなあ、
言いたいことが微妙に。

でもどう違うかも
伝えることができない。

もやっとしたまま
適当にYesとか答えて終了。

ああ、今日もまともに英語をしゃべれなかった

そんな挫折感でだんだん嫌になってしまいます。

こういう経験のある方は
まずは言いたいことを
わかってくれる人を相手に
トレーニングすることをおすすめします。

英語でどう文を作ればよいかが
わからないときには
こういうことを伝えたいんだ、
ということを日本語で理解し
じゃあ、こう言うといいよ、
と導いてくれる人です。

そうでないと
ちゃんと伝えようとすることを諦めたり
複雑だからと話題自体を諦めたり
することになります。

白状するとわたしも
翻訳の仕事をするようになった後でさえ
英語を話すのが苦手でした。

当然ながら翻訳会社の同僚には
英語ネイティブがいました。

たまに彼らとランチに行って
隣や向かいの席になると
ちょっとストレスだったほど。

翻訳という英語のプロなのに
そんな苦手意識を
持っていることも恥ずかしく
その恥ずかしさが余計に
ストレスを大きくしていました。

それが変わったのは
日本語を少しだけ理解する
英語ネイティブと出会ってからです。

その人とは基本的には
英語で会話するのですが
どうしても詰まると
日本語でとりあえず言ってみます。

このとき私の脳では
英語で話すための脳から
日本語でなにを言わんとするかを
考える脳に切り替わります。

英語で考える脳と
日本語で考える脳が
素早く何度も
切り替わって稼働します。

日本語で出した言葉を
相手が知らなくてもよいのです。

向こうはそれについて
英語でこういう意味かと聞いてきます。

相手が聞き返してくることがヒントとなって
また英語の単語や表現方法を
考える脳が稼働します。

こういうことを繰り返すうちに
英語脳を使っているときと
日本語脳を使っているときの
切り替わりが曖昧になっていきます。

英語と日本語それぞれを使う脳の回路が
フラットになるというか
境界がなくなって
行き来が自由になった状態です。

英語をネイティブ並みに話すのは
英語で考え英語で発することが
英語脳だけで完結できるレベルです。

留学や海外で仕事をしたかたは
強制的にこれをやらされる
やらざるを得ないことで
このレベルに到達します。

しかし、そこまで強制される環境を
日本で持つのは難しいですよね。

なのでその前のレベルとして
日本語で考え英語で話す
英語で考え日本語で話すを
スムースにできる段階を
作るのです。

この段階では、
英語へのアレルギーとか
ストレスといったものは
かなり軽くなっています。

自分ではまだまだだなあと感じても
周りの人からは
流暢ですね、とか
英語ができてよいですね
と言われはじめます。

この段階になってから
英語オンリーでのネイティブとのトレーニングは
英語力キープあるいは向上に
とても効果があるはずです。

いかがでしたか?

今日もお読みいただきありがとうございました。

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学習ジプシーを卒業するには

大抵の習い事は
習得するにあたって
学校や先生をそれほど頻繁に
とっかえひっかえ
変えるものではないのでは
ないでしょうか?
 

お茶であったり
リトルリーグであったり
剣道
書道
フラワーアレンジメント、etc.

でも英語は違います。

むしろ一つのスクール
一つのメソッドでしか
習わずに完結しました、
という人は
少ないのではないでしょうか。

ネイティブとの英会話
これだけ憶えればOKという本
聞き流すだけの音声教材
英会話スクール

気づけば本棚には
英語教材のコーナーができるほど
英語学習ジプシーに。。。

こうなってしまう理由
そのひとつを見つけたので
今日はそれをお伝えします。

ただ今日のお話は
少し厳しい内容かもしれません。

でももう英語ジプシーはいや、
時間とお金を無駄にしたくない
というかたは
続きをお読み下さい。

学習ジプシーを防ぐには
これまでプライベート、グループ
両方の形態でレッスンをしてきて
伸び率に個人差が出る
決定的な要因が
あることに気づきました。

この要因に
学ぶ生徒側だったときは
はじめは気づいていませんでした。

その違いは
持って生まれた才能の違いや
それまでの学習の積み上げの
差だと思っていました。

あの人は東大出だから
あの人は留学経験があるから
というように。

しかし
翻訳学校で同じレベルのクラスに
振り分けられている場合、
そのクラスに入る実力
という意味では
そんなに差がないはずなのです。

そしてそのことに気づき
わたしはあることを始め
停滞していた学習速度が
上がっていきました。

教える側になって
気づいたのは
主体性の差が成長の差になる
ということです。

生徒側というのはどうしても
先生が教えてくれる
先生が課題を与えてくれる
それについていけば
できるようになるんですよね
というモードになりがちです。

受け身なモードです。

だってスクールに通ったり
先生について学ぶって
そういうことでしょ
って思いません?

少なくとも翻訳の
勉強を始めたばかりの
生徒だった私は
そう思っていました。

では
そうではないモードの人は
何をするのでしょう?

受け身ではない人は
宿題以上のことをしてきます。

1つの課題を2つ、3つ分の課題に
自分なりに増強するのです。

例えば
1500語程度の文を訳す課題に対し
背景情報をとる目的で
本を一冊読むひとがいます。

リスニング教材を聞いてくる
というだけの宿題に
聞き取った英語の文字起こしを
してくるひともいます。

単語の暗記が宿題なら
ひとつの単語の派生語、
つまり動詞ならその形容詞形
名刺形まで調べて
覚えてくるひともいます。

こうした学びかたをしている人と
言われたことだけをする人とでは
同じ期間同じクラスにいても
差が出るのは当然です。

時間のない社会人の学習者には
これは厳しいことかもしれません。

が、学習を先生任せでなく
自分事として主体的に考え、
授業と授業の間にどれだけやるか

結局それが学びの効果を高め、
結果を早める一番の方法なのです。

主体的に学ぶ生徒に対応するには
講師も提供する質を高め
カリキュラムを
高度化する必要があります。

同じ金額を払っても
そういう講師のもとで学ぶのと
通りいっぺんのカリキュラムしか
できない講師とでは
またまた差が開くのは明確です。

「このコースも効果がなかった」
そう思って途中であきらめたり
別のものに手を出す前に
ぜひ一度

主体的に学ぶ

これを意識してみてください。
講師がそれに答えなかったら
そのときはとっとと
変えてしまうのが正解です。

お読みいただきありがとうございました。

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