海外で簡単な単語なのに全然わかってもらえなかった
私自身のそういう経験をシェアしますね。
まだ英語を仕事にするとは、つゆほども思っていなかった20代のころのオランダのアイスクリーム屋台でのことです。
ちなみにオランダはほとんどの人が当たり前に英語を流暢に話します。
私はスポーツ競技の試合のために行ったのですが、運営のボランティアをしていた子どもたちも英語を話していました。
さて、アイスクリームショップで私がほしかったのはバニラアイス。
バニラはvanillaというスペルで
真ん中のniにアクセントがきます。
私はアクセントがどこにあるかはたまたま知っていたので、自信をもってバニラと注文。
でも、売り子のお姉さんは(?_?)こんな顔。
もう一度言い直すと、にっこり笑ってバナナ味をすくおうとします。
私はあわてて、Noといって止め(Noは通じました^^;)
一音ずつ区切って
バ・ニ・ラと言うもお姉さんは
だからバナナでしょ?と。
勘のよいかたはもうお分かりかもしれません。
なぜお姉さんがバニラではなく
バナナと思ったのか。
それは私の「ば」の発音です。
バニラのバがvaだと当時は知らなくて、バナナと同じbaで発音していたのです。
最初のVがBで発音されていると、バニラアイスは食べられないのです。
後ろがニラとナナで全然違うじゃないかというのは日本語の発音の発想なのです。
前回の投稿に続く、
伝わるか伝わらないかの
大事な分かれ道の二つ目は
子音の発音です。
Bは日本語のばびぶべぼと同じと思ってよいのですが
Vはしっかり上の前歯で下唇を噛んで
そこから歯のしたで下唇をスライドさせるようにしてもとに戻しながら喉から音を出しましょう。
大げさにやってやり過ぎることは全くありません。
むしろ下唇を噛んでいる口の動きを
目でみてもわかるように
してあげる方がよいです。
ではまた書きますね。
Have a great weekend💕