よく見かけるけど、なんのために入ってるか分からない記号コロン(:)。
コロンていうのはこういうの→:
コロンは文の中の区切りを表す
とよく説明されますが
私はネイティブの先生に
「繋ぐ」ものとおそわりました。
コロンの繋ぎの働きは次の3つです。
1.「たとえば」という意味で、具体例を羅列する
2.後ろに引用をつける
3.「つまり」「すなわち」という意味で、要約や説明を加える
前々回は1.の説明をしました。
今日は2.後ろに引用をつける
コロンについて解説しますね。
これは実にシンプル。
誰かが「~」と言いました。
というとき
多くは日本語のカギカッコ「」にあたる
“ ”で言ったセリフを囲みます。
ちなみに” “はquotation mark という名前です。
quotationとは引用という意味で
まんまその働きを表す名前ですね。
で今回のコロン(:)は
この” “で囲わずにこのコロンをつけるだけで
後ろがその人の言ったことや
どこかに書いてあったことの引用を
直接くっつけることができます。
Hamlet said at the very beginning of the book Hamlet: To be, or not to be, that is the question.
(ハムレットは「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だと言いました。)
言った言葉や文章の引用なので
その言葉どおりであることが重要です。
ここが
Hamlet said that the problem is whether he should be or not.
というようにセリフの意味は同じだけれど
言ったとおりではなくなっている文とは異なる点です。
次回はコロンの3.の使い方について書きますね。
Have a nice day!