英語の句読点のひとつ、コロン(:)の紹介の3つめです。
コロンていうのはこういうの→:
コロンは文の中の区切りを表す
とよく説明されますが
私はネイティブの先生に
「繋ぐ」ものとおそわりました。
コロンの繋ぎの働きは次の3つです。
1.「たとえば」という意味で、具体例を羅列する
2.後ろに引用をつける
3.「つまり」「すなわち」という意味で、要約や説明を加える
ここまでで1.と2.の説明をしました。
今日は最後の
3.要約や説明を加えるコロンです。
どんな使われ方をするか、
まず例文をあげますね。
This is what I’d most like to say: Just shut up and do what you love.
私は君にこう言いたい。四の五の言わずに好きなことをやりなさい。
この英文はコロン(:)の前の、This is what I’d most like to sayも
後ろのJust shut up and do what you love.も、それぞれ一文として成立しています。
なのでコロンではなく、ここはピリオドを打っても間違いではありません。
でも、このThis is…の文とJust shut up…は文の流れとしてとても繋がりが強い、ということを表したい場合にコロン(:)を使って、2文なんだけれど1文として筆者は表したいところなんだよね、という意図を伝えることができます。
コロンの使われる場面はここまでお話しした
1.具体例を羅列する
2.後ろに引用をつける
3.要約や説明を加える
の3つのほかに
時刻の時と分の間を示す
12:00
正式な手紙の書き出しで相手先の名前の後につける
Dear Ms Kuriu:
箇条書きを次に並べることを知らせる「以下の通りである」という意味のas followsの後ろにつける
The comments submitted by participants are as follows:
a. XXX
b. XXX
c. XXX
(参加者から寄せられた意見は以下の通りです。a. XXX b. XXX c. XXX)
ピリオドは完全に文が終わったことを示します。
コロンは、そこで終わってもおかしくないけれど、続く文とは関係性が強いから一文と言ってもいい。
そういうときに使います。
次はあるいみコロンよりもっとなぞなセミコロンについて書きますね。
私はセミコロンが使えるようになったとき、自分の英語のレベルがひとつ上がったような気持ちになりました。
Don’t miss it!