【ワンポイント英語】伝わる発音6:単語の中の音の区切りを意識しよう


前回はカタカナ発音にならないための
子音の発音の仕方についてお話ししました。


今日はカタカナ英語だと伝わらない理由
ちょっとだけ上級編をお伝えします。


今日お話しするのは
日本語と英語の認識音の構成の違いです。


まず日本語の音を説明しますね。


日本語の50音のうち
小さいつ、や、ゆ、よをのぞいた全ての音は
かならず声帯が震えます。


つまり母音がくっついて
一音を構成しています。


これに対して英語の一音は
母音をひとつ含む音のかたまりで
できています。


このかたまりを音節とよびます。


たとえは
popcorn


これはpopとcornという
2つの音節でできています。



popにもcornにもoの母音がひとつずつ入っていますね。


2つめのpや最後のnは
子音なので
それだけでは一音として認識されないとも言えます。


ところが日本語でポップコーンというと
「プ」のおとも
「ン」のおとも
一音として認識されます。


ポップコーンは
5音もしくは
小さいつも入れると
6音と認識されます。


ですので
ポップコーンと発音すると
pop-pou-corn
という単語に聞こえていることになります。


(「ん」は分かってもらえることが多いです)


2音の単語と3音の単語になってしまうので
同じ単語だと気づきにくい
というのが
発音が通じない原因のひとつです。


ま、ポップコーンぐらいなら
だいたい分かってもらえるとは思いますが
音節が多い単語になると
音節で区切らないと
伝わりにくくなっていきます。


自分でこうした発音に気をつけて
練習しておくと
今度は英語を聞くときも
音の認識がかくだんにしやすくなります。


では、また書きますね。


Have a lovely day!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です