今日は受動態の進行形です。
受動態のかたちはbe動詞+過去分詞
進行形のかたちはbe動詞+現在分詞
受動態の進行形はこの2つをドッキングさせることになります。
このドッキングの仕方がまるで数式みたいにブレがなくて論理的で美しい~~!っと思ってしまいます。
こういうところ英語バカなのかもしれません(^_^;
ペンキを塗っている途中のドアを例に説明しますね。
受動態ではない文(能動態)だと
Someone is painting this door.
(誰かがこのドアを塗装中です)となります。
この文をthis door を使った受動態にしたい場合、まず時間を表す進行形が先にきます。
なのでThis door is ~ingとなります。
そして次に受動態をドッキングするので
~ingの部分に受動態が来ます。
でもpaintの現在分詞であるpaintingをそのままくっつけてしまうと
This door is painting
とドアが塗装を行っていることになってしまいます。
なので受動態の形であるbe動詞+paintedをあてはめなくてはなりません。
そこで~ingの形になる役を受動態のbe動詞に請け負わせます。
つまりis being paintedとなるわけです。
全体ではThis door is being painted.
ちゃんと進行形の要素であるbe動詞+ingもあるし
受動態のbe動詞+過去分詞も
無駄なく漏れなくすっきりと収まってます。
数学が好きな人や、論理思考が得意なひとは
英語のこういう美しさに
共感してもらえるんじゃないでしょうか。
そして論理思考が不得意なひとは
英語の仕組みでものを考えると
自然と論理思考が染みついていくと思います。