私は翻訳のプロになるまで、中学レベルから日本で勉強しました。
当時、読む書く聞く話す、のなかでとくに聞くが苦手でした。今も4つの中では一番集中力を要するのはリスニングです。
でもリスニング力は、成長が実感しやすい能力でもあります。
一段一段の高さが大きい階段のようなものです。
リスニングが不得意だった私が、聞けるようになったなと感じたときにしていたのは:
1.好きな作家や分野の本をオーディオブックで聞く。集中するというよりは音楽のようにずっと流しておく感じ。
2.これもやはり好きな作家や分野の本を読んだ。できたらシリーズものがおすすめ。次々と読みたくなるから。
3.文法知識と語彙を強化
ちなみに1と2は分野が違いました。
1では自己啓発やビジネス系のオーディオブック
2.はハリーポッターやダ・ヴィンチ・コードなどのファンタジーやミステリー小説
意図的にがんばったのは3ぐらいです。これは頑張るために、TOEICなどの試験で成績を上げることをモチベーションに使ったり、スクールで人前で発表しなければいけない、という状況に追い込まれることで、継続することができました。
でも1と2は好きなことを英語でやっていただけ。最初はぜんぜん聞けない、読めない、だったけれど、面白いから次を知りたい、という気持ちに引っ張られてやっていました。
やがて、1をしているときに、それまで全然わけがわからなかった音が、単語として聞こえるようになり、次は文として認識できるようになっていることに気づきました。
楽しめるやり方を工夫する
気を抜いてやる部分と集中する部分でメリハリをつける
続けるための環境を自分に与える
継続してなにかを習得するコツはこれです。コツコツやるのが得意な山羊座の私がいうので間違いありませんよ(^^)