【ワンポイント英語】伝わる発音3 :子音の発音sとsh


前回は子音のvとbのちがいについてお話ししました。

この他に区別して発音するのが
苦手な人が多いのが
sとsh
それからLとRです。

まずsとsh。

分かりやすい単語で見てみましょう。

カタカナだとシーと同じように書かれてしまうsee(見る)とshe(彼女)。

seeは、
上下の前歯をくっつけて、
舌先を下の前歯の裏につけ、
空気の通る道を狭くします。

それから息だけを通しながら
少し歯の間をあけ、
あとからイーと声を出します。

あえてカタカナで書くならスィーで、
スの部分は音ではなく
息だけが出ている状態です。

これにたいしsheは
口をうのかたちにすぼめ
声を出さずにしゅと息を出し
あとからイーと声を出します。
あえてカタカナで書くなら
シュイーで、シュの部分では
声を出しません。

seeがsheの発音になってしまう人が日本人にはけっこう多いです。

しかも、そうなっていることに自分で気つきにくい傾向が見られます。

まず耳で聞いて二つの違いを
聞き分けられるかを
確認してみてください。

耳ですぐ分かるなら
自分の発音が違いを意識して
できているか
チェックしてみてください。

ではまた書きますね😃

Have a happy afternoon✨

【ワンポイント英語】伝わる発音2 子音の発音VとB

海外で簡単な単語なのに全然わかってもらえなかった

私自身のそういう経験をシェアしますね。

まだ英語を仕事にするとは、つゆほども思っていなかった20代のころのオランダのアイスクリーム屋台でのことです。

ちなみにオランダはほとんどの人が当たり前に英語を流暢に話します。

私はスポーツ競技の試合のために行ったのですが、運営のボランティアをしていた子どもたちも英語を話していました。

さて、アイスクリームショップで私がほしかったのはバニラアイス。

バニラはvanillaというスペルで
真ん中のniにアクセントがきます。

私はアクセントがどこにあるかはたまたま知っていたので、自信をもってバニラと注文。

でも、売り子のお姉さんは(?_?)こんな顔。

もう一度言い直すと、にっこり笑ってバナナ味をすくおうとします。

私はあわてて、Noといって止め(Noは通じました^^;)
一音ずつ区切って
バ・ニ・ラと言うもお姉さんは
だからバナナでしょ?と。

勘のよいかたはもうお分かりかもしれません。

なぜお姉さんがバニラではなく
バナナと思ったのか。

それは私の「ば」の発音です。

バニラのバがvaだと当時は知らなくて、バナナと同じbaで発音していたのです。

最初のVがBで発音されていると、バニラアイスは食べられないのです。

後ろがニラとナナで全然違うじゃないかというのは日本語の発音の発想なのです。

前回の投稿に続く、
伝わるか伝わらないかの
大事な分かれ道の二つ目は
子音の発音です。

Bは日本語のばびぶべぼと同じと思ってよいのですが

Vはしっかり上の前歯で下唇を噛んで

そこから歯のしたで下唇をスライドさせるようにしてもとに戻しながら喉から音を出しましょう。

大げさにやってやり過ぎることは全くありません。

むしろ下唇を噛んでいる口の動きを
目でみてもわかるように
してあげる方がよいです。

ではまた書きますね。

Have a great weekend💕

【ワンポイント英語】伝わる発音1

英語で話したときに、何度も聞き返されて心が折れた そんな経験ありませんか? 伝わる英語の発音に大切なものはなんでしょうか?


発音の重要な要素はアクセントの位置、子音、母音、リズムです。

この中で、あなたは何に一番気をつけて発音していますか?

実は伝わる発音にはアクセントの位置がとても重要なのです。

アクセントというのは、ひとつの単語のなかで強く発音する音の場所です。

英語の単語では、必ずどこかの音を強く表します。 一番多いのは最初に出てくる母音のある音です。 母音というのは、日本語のあいうえおにあたる音です。

たとえば朝という意味のmorningなら最初のoのあるmoを強く発音します。

これを2番目の母音のあるniを強くしていうと、おそらくネイティブは???な顔になると思います。

なので、新しい単語にであったら辞書でアクセントがどこに置かれるのか、チェックする癖をつけるとよいです。

発音記号を見るとアクセントがおかれている音の上にちょんと´がついています。

こっち向き`のちょんは2番目に強く発音する音を示します。

そしてもうひとつ分かってもらえるかもらえないか決定的な分かれ目となるものそれは。。。

次回また書きますね😃

Have a nice day❣️

【ワンポイント英語】普通動詞の疑問形

前回はbe動詞を使って質問をする疑問文についてでした。

今日は普通動詞の疑問文の作り方です。 

be動詞の場合は主語とbe動詞をひっくり返せば疑問文になりました。

this is a pen. → Is this a pen?

 でも普通動詞を使った文、たとえば
She makes a cup of coffee every morning.
(彼女は毎朝コーヒーを一杯いれます)の場合 


Makes she a cup of coffee every morning?
とは残念ながらなりません。 

ひっくり返すのではなく、
この文の中には今は影も形もない
doという動詞を借りてきて、
主語の前におくことで疑問文ができます。 

どうなるかというと
Does she make a cup of coffee every morning?
となります。 

Do動詞は主語に合わせて変化させてつかいます。 

つまり「わたし」と「あなた」以外の人やもので
一つのものや一人の人、
つまり三人称単数の名詞にくっついて使われる場合はdoesという形に変身します。 

そしてDoesが
三人称単数の変化を請け負ってくれるので
元の文でShe makesとなっていた
makesの三人称単数の形は
オリジナルの形であるmakeに戻ります。 

普通動詞の現在形の疑問文は
1. Do動詞を借りてくる
2. そのDo動詞を主語に合わせて(三人称単数かどうか)変化させる
3. 使われている動詞を原形にもどす
4. 最後にクエスチョンマークをつける 
となります。

be動詞と普通動詞の疑問文の違い、クリアになったでしょうか? 

ではまた書きますね。 

Have a lovely day!